コンピューターで勉強しているオンライン大学生

アメリカの大学「UoPeople」

【完全版】University of the Peopleまとめ!入学方法も解説

以前の記事で、アメリカのオンライン大学「University of the People(以下、UoPeople)」に入学したことをお伝えしました。UoPeopleは何と言っても「学費が無料」であるのが特徴で、全てオンラインで完結することができるため、社会人でも仕事と両立しやすいのが魅力です。
本稿では、「正規の生徒になるまでの手順」と、「出願方法」について分かりやすくご紹介します。

学費無料のオンライン大学「University of the People」とは

近年、新型コロナウイルスの影響もあり、ますます注目を集めている学費無料のアメリカのオンライン大学「University of the People(ピープル大学)」

私自身も2020年から、経営学部の学生としてBachelor’s Degree(学士号)の取得を目指しています。

時間的な制約がある方、年齢を気にして諦めかけていた方、経済的に余裕がない方、仕事をしながらプログラミングスキルやMBAの取得を目指したい方にも、学び直しのチャンスを与えてくれるUniversity of the People(略称:UoPeople)

今回は私Sayah(@sayah_media)「University of the People」の概要と入学(出願)方法について、分かりやすく解説していきます。

University of the Peopleとは

女子大学生3人組

「学費が無料」という大きな強みを持つ、アメリカのオンライン大学「University of the People(UoPeople)」。

「無料」と聞くと、講師や教育の質に対して懸念を感じる方もいるのではないでしょうか。実は私も最初はそうでした。

しかし、University of the Peopleは、アメリカのAccreditation(アクレディテーション)団体である「DEAC(遠隔教育認定委員会)」から認定されている認可済みの大学です。

ウェブサイトを一緒に見ている女子大学生たち

DEAC自体も、「USDE(アメリカ合衆国 連邦政府 教育省)および「CHEA(高等教育認定評議会)によって公認認定機関として承認されています(CHEAは約3,000の学位の授与な大学を抱えている、全米最大の機関です)。

つまり、DEACに認定されているということは、教職員や教育、カリキュラムに関して、一定のクオリティが保証されているということになります。

University of the Peopleの認定については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

多くの有名大学と提携している

勉強している女子大学生

他に、University of the Peopleは、さまざまな有名大学・機関ともアカデミックパートナーとして提携しており、多くのチャンスがあります。

以下はその一部です。

  • Harvard Business School Online(ハーバード・ビジネススクール・オンライン)
  • NYU(ニューヨーク大学)
  • UC Berkeley(カリフォルニア大学バークレー校)
  • the University of Edinburgh(エディンバラ大学)
  • Long Island University(ロングアイランド大学)
  • McGill University(マギル大学)
  • International Baccalaureate(国際バカロレア)
  • Effat University(エッファト女子大学)

また、University of the Peopleの学生や卒業生が勤務している企業には、AmazonAppleIBMMicrosoftY&RWells Fargo、Dell、JP Morganなどの世界的大手企業が含まれます。

仕事や家事と両立しやすい

オンライン大学で学習している大学生たち

また、University of the Peopleでは、学習や課題も全てオンラインで完結することができるため、社会人や主婦でも仕事や家事育児と両立しやすいのが魅力です。

近年は日本人の学生も結構増えてきているのですが、多くの方が働きながら履修しています。日本人以外の方でも、クラスメートの投稿を見ていると、ほとんどの方が社会人大学生です。

University of the Peopleでは、課題も仕事に関するテーマが出題されることも多いため、知識やスキルを仕事に活かすことができます

(社会人学生でも使える学割制度についてはこちらで解説中!)

仕事に一生懸命な従業員たち

年齢に関しても、高校を卒業したばかりの学生はこれまでに一人しか見たことがありません(私が気づいていないだけかもしれませんが🙇‍♂️)。

また、アメリカ国内の大学だと、学生ビザではアルバイトを含め仕事をすることができませんが、University of the People(UoPeople)であれば、国内でアメリカの大学に通うことができるため、生活面での心配も要りません。

つまり仕事やプライベートと上手く両立しながら、普段のペースやライフスタイルを崩すことなくアメリカの大学に国内留学することが可能です。

選択できる学科と取得できる学位

パソコンでオンライン学生をしている大学生たち

University of the Peopleで選択できる学科や、取得できる学位は以下の通りです。

【Business Administration(経済学部)】

  • Associate’s Degree(経営学準学士号・2年制)
  • Bachelor’s Degree(経営学士号・4年制)
  • Master’s Degree(経営学修士号・MBA)

【Computer Science(コンピューター・サイエンス学部)】

  • Associate’s Degree(コンピューターサイエンス準学士号・2年制)
  • Bachelor’s Degree(コンピューターサイエンス学士号・4年制)
  • Master of Science in Information Technology(コンピューターサイエンス修士号・MSIT)

【Health Science(ヘルスサイエンス/健康科学部)】

  • Associate’s Degree(ヘルスサイエンス準学士号・2年制)
  • Bachelor’s Degree(ヘルスサイエンス学士号・4年制)

【Education(教育学部)】

  • Associate’s Degree(教育学準学士号・2年制)
  • Bachelor’s Degree(教育学士号・4年制)
  • Master of Education(教育学修士号・M.Ed)

学位の取得までに必要な単位数

オンラインでコース履修をしている大学生

また、University of the Peopleでは1コースにつき3 credit(3単位)取得することが可能です。

学位の取得までに必要な単位数は以下の通りです。

  • 準学士号の取得を目指す学生:60単位( 20コース)
  • 学士号の取得を目指す学生:120単位(40コース)
  • 修士号の取得を目指す学生:36単位(12コース)

略称は「UoP」ではなく「UoPeople」

大学の図書室

また、これもよくある間違いなのですが、University of the Peopleを「UoP」と略している方がたまにいます(多くは入学前の方)。

しかし、University of the Peopleの正式な略称は「UoP」ではなく「UoPeople」です

これは入学後の最初のコースでも習うのですが、「UoP」は同じくカリフォルニアにあるUniversity of the Pacificを意味するため、ご注意ください。

そのため、University of the Peopleでは「UoP」ではなく「UoPeople」を用いることを推奨しています

「学費無料」のオンライン大学って本当?

教科書とコンピューターでオンライン学習をしている大学生

University of the Peopleでは、入学時に入学金が60ドルかかるものの、学費は完全に無料です。

なぜなら、University of the Peopleでは、ボランティアの講師やピア(学生)同士で匿名で評価をし合う「ピア評価」制度で成り立っているためです。

また、University of the Peopleは、ビル・ゲイツ夫妻が運営しているビル&メリンダ・ゲイツ財団を始め、さまざまな財団や機関によって支援されています

学位の取得までにかかるコスト①:評価料

クレジットカードを持っている女性

ただし、学期末に成績のAssessment Fee(評価料・査定料)として、1コースにつき以下のコストがかかります。

【各コースの評価料】

  • 準学士号(2年制):$120ドル
  • 学士号(4年制):$120ドル
  • 修士号(大学院):$240ドル

※1 termで複数コース履修する場合は、コース分のAssessment Feeがかかります。

【学位の取得までに必要な単位数】

上でも触れましたが、学位の取得までに必要な単位数は以下の通りです。

  • 準学士号の取得を目指す学生:60単位( 20コース)
  • 学士号の取得を目指す学生:120単位(40コース)
  • 修士号の取得を目指す学生:36単位(12コース)

【学位の取得までにかかる評価料】

学位の取得までにかかるコスト(1コースごとの評価料×学位の取得までに必要なコース数)は以下の通りです。

  • 準学士号の取得を目指す学生:2年間で約2,400ドル($120 × 20コース)
  • 学士号の取得を目指す学生:4年間で約4,800ドル($120 × 40コース)
  • 修士号の取得を目指す学生:約2,880ドル($240 × 12コース)

※2020年7月、UoPeopleはコース評価代の料金改定(20%増)を発表。これによって、現在、準学士号・学士号は$100→$120、修士号は$200→$240に値上がりしています。詳しくはこちらの記事で解説しているため、よろしければご覧ください。

学位の取得までにかかるコスト②:試験監督料

一緒にオンライン学習をしている大学生たち

他にかかる費用として、University of the People(UoPeople)では、オンラインでテストを受講する際に、試験監督を用意が義務付けられているコースがあります。

これは全ての試験ではなく、一部の「Proctored」と書かれた試験のみです。

もしもご自身でオフライン試験監督を用意する場合は、以下の条件を満たしている必要があります。

  1. 21歳以上であること
  2. 信頼できる誠実な人物であること(例:地方公務員、職場の上司、宗教家など)
  3. 学生、UoPeopleの学生、応募者の親族ではないこと
  4. 利害の対立があったり、学生の成績や試験結果に利害関係がないこと
  5. 電子メールサービスを含むインターネットへの十分かつ確実なアクセスができること
  6. いかなる金銭報酬やその他の利益の提供をしてはならない
  7. UoPeople は、試験監督の身元を確認し、試験監督がすべての要件を満たしているかどうかを確認するために、試験監督に直接連絡を取る場合がある

Source: Proctor instructions | University of the People

周りに条件の合う人がいない人は、「ProctorU」という有料のオンラインサービスで、オンライン試験監督のアサインが必要です(多くの学生がこちらの方法で試験を受けています)。

大学に登録しようとしている様子

ProctorUの価格は、30分の模擬試験で8.75ドル1時間の試験で14.75ドル90分または2時間の試験で21.50ドル、3時間の試験で30.25ドルとなっています(2020年6月時点)。

ちなみに私は出願手続き時点で、まだ英語力証明書の書類を用意できていなかったため、仮で「ENGL 0101 – English Composition 1」の試験に登録しなければならなかったのですが、その際に請求された料金は、1回分のアサインで$17.50ほどでした。



その後、私の場合は英語力の証明が間に合ったため、「English Composition 1」の試験はのちにキャンセルしたのですが、ProctorUでは48時間以上前のキャンセルであれば全額返金されます。そのため、私の場合も無事に17.50ドルが返金されました。

University of the Peopleでは、ほとんどの学生がこのサービスを利用しています。試験監督に該当する人が周りにいない場合は、ProtectUを使用することをおすすめします。
出典:Illinois Online – University of Illinois at Urbana | ProctorU

University of the People(UoPeople)については、こちらの記事でも詳しく解説しています。

最短でUniversity of the Peopleの学生になる方法

大学前にいる、大学に向かっている生徒

University of the Peopleでは、英語能力の証明ができない場合、「English Composition 1」を約2ヶ月間受講し、基準の成績を修める必要があります(要はESLコースです)。また、このコースは単位になりません

このコースをスキップするためには、英語能力の証明が必要なのですが、私は提出期限がギリギリだったために、急いで英語力を証明する必要がありました。

色々なテストを調べた結果、私が辿り着いたのは、オンライン(自宅)たった2日英語力証明の資格を取得することができる「Duolingo English Test(デュオリンゴイングリッシュテスト)」です。

Duolingo英語テストについてはこちらで詳しく解説しているので、よかったらご覧ください。

【Duolingo English Test】徹底解説!対策や他テストと比較

また、こちらのDuolingo English Testで出願を行うメリットとしては、他の英語テストと比べて、UoPeopleが要求している合格基準が比較的低いことです(条件は今後変更される可能性があります)。

そのため、Duolingo English Testで英語力の証明をして「English Composition 1」コースをスキップすることが、おそらくUniversity of the Peopleで正規学生になるための最速の方法だと思います(2022年2月時点)。

アメリカの大学の出願画面が映っているコンピューター

アメリカの大学は課題の量が半端ないと耳にしますが、University of the Peopleの出願自体は簡単です。

私の場合、勢いでUniversity of the Peopleへの入学を決めたものの、出願自体は逆に不安になるくらいあっけなく終わってしまいました。

「入学が難しく、卒業は難しくない」と言われている日本と逆で、アメリカの大学が「入学は難しくないが、卒業が難しい」と言われているのも頷けますね!

入学出願のプレミアムエッセイ編集サービスTopAdmit
授業の難易度については、こちらの記事で解説しているので、よかったらご参考ください。

学生がコンピューターで勉強している様子

ただ、University of the Peopleには、入学試験などはないものの、入学をすればすぐに「正規の学生」として認められるわけではありません

学位や単位の取得ができる正規の学生(Degree Seeking Student)になるためには、いくつかのステップを踏む必要があります

次の章では、University of the Peopleに入学後に正規の学生になるまでの手順について、分かりやすくご紹介します。

正規学生になるまでのステップ

自宅でパソコンを使ってオンライン学習をしている学生

University of the People(UoPeople)で、Degree seeking student(単位や学位の取得を目指すことができる正規学生)になるには、以下の手順を踏む必要があります。

  1. University of the People(UoPeople)に出願する
  2. 入学費用($60ドル)を支払う
  3. English Proficiency(英語能力を証明する書類)を提出する
  4. 高校や大学の卒業証明書などの必要書類を提出する(フォーム上でアップロード)
  5. ProtorUに登録をする(試験監督者に心当たりがない場合)
  6. Orientation Course(オリエンテーションコース)を受講する(最初のTermの3週間前に開始。成績には入らない)
  7. English Composition 1 Courseを受講し、試験を受ける(英語能力の証明が受理された人は受講不要。単位はもらえない)
  8. Foundationコースを受講する(必須。正規学生になると単位がもらえる。CGPAは正規学生になったらリセットされる)

オリエンテーションコースとは

学習用のノート

「オリエンテーションコース」とは、University of the People(UoPeople)で授業を受けるにあたって、オンライン学習の進め方やシステム、Moodleの操作方法などを覚えるための簡易的な入門コースです。

こちらは課題などはなく、成績にも入りません。

オリエンテーションコースについて、詳しくはこちらの記事をご覧ください。

UoPeopleのオリエンテーションコースの内容を解説

また、オリエンテーションコースの受講の仕方についてはこちら

University of the Peopleの学期制について

コンピューターでオンラインマーケティング

University of the People(UoPeople)1年5 term制です。

1 termにつき9 Unit分(1 unit = 1 week)あり、期間としては各term約9週間となります。

1 termに1コース受講する場合に、University of the People(UoPeople)が推奨している学習時間は、1週間で15時間です。

これは正直コースによって差があり、1週間で25時間ほどかかるコースもあれば、6時間ほどで終わるコースもあります。体感としては、必修のコースの方がウェイトが重たい印象です。



入学時に英語能力が証明できなかった学生は、University of the People(UoPeople)の「English Composition 1 」コースを1 term分(つまり9週間分)受講しなければなりません

さらに、正規学生「Degree Seeking Student」(単位や成績がきちんと反映される)になるまでには、「English Composition 1」コースで一定の成績を修めて入学が認められた後に、2コース分の「Foundation Courses(ファンデーションコース)」を受講する必要があります。

ファンデーションコースとは

フォーカス

前述の「Foundation Courses(ファンデーションコース)」とは、英語能力証明後に最初に受けなくてはならない2つのコースのことです。

一般的には、以下のコースが割り当てられます。

【Business Administration(経営学部)】

【Computer Science(コンピューター・サイエンス学部)】

「UNIV 1001: Online Education Strategies」についてのレビューはこちら「BUS 1101: Principles of Business Management」のレビューはこちらで解説しています。よかったらご覧ください。

正規学生になるために必要な成績

スタディプランナーとラップトップ

上述のファンデーションコースの受講は、University of the People(UoPeople)の学生全員必須です。

Degree Seeking Studentになるためには、これらのコースでGPA 2.00以上の成績を修める必要があります

GPA 2.00以上を取ることができなかった場合でも、最大5コースまでチャレンジすることが可能です。5コースを修了してもGPAが2.00を下回っている学生は、問答無用で学校側から解雇され、学生は異議を申し立てることはできません。

ただし、15 term後(つまり3年)経てば、再びUoPeopleに戻って再チャレンジすることが可能です。

勉強中の女性

また、2つのファンデーションコースの修了から3 term以上経過しても、書類の送付を行わない学生は学校側から解雇されてしまいます。そのため、早めに書類を用意・提出しておきましょう。

学部課程の出願に対して不明なことがある場合は、こちらのアドレス (admissions @ uopeople.edu) に問い合わせてみることをオススメします。

単位数とCGPAへの影響は?

ノートを使って一生懸命勉強している女性

「English Composition 1」は、Credit(単位)の取得ができないコースです。

しかし、その後のファンデーションコースで修めたクレジットに関しては、Degree Seeking Studentになった際にきちんと反映されるため、安心してください。

ただし、CGPAに関しては、正規学生になった瞬間にリセットされ、再び0.00の状態から開始されます

ファンデーションコースの内容については、こちらの記事でレビューしています。

UoPeople生はMicrosoftのソフトが使い放題

オンライン学習をしている大学生

ちなみに、Degree Seeking Studentになった次のtermの半ば辺りに、UoPeopleから「Your UoPeople Email Address」という件名のEメールが届きます。

メールには、UoPeopleの学生専用のEメールアドレスと、クラウド版「Microsoft Office 365」や、ダウンロード版「Office Suite」にアクセスできるIDや仮パスワードが記載されており、University of the Peopleの正規学生はWordやExcel、パワポなどを無料で使うことができます

ウェブサイトを一緒に見ている女子大学生たち

まとめると、University of the People(UoPeople)での受講を、「English Composition 1」コースから始めた場合、Non-Degree Seeking Student(非正規学生または聴講生)として、最短でも2 termもの間学ばなければなりません

1 termに2コース受講する場合、週に30時間の学習時間の確保をする必要があります。もしスケジュール的に厳しく、English Composition 1とファンデーションコースを1コースずつ受ける場合は、合計3 term分かかります。

また、もしその内いずれかのコースが一定の成績に満たない場合、そのコースをretake(再履修)しなければならないため、さらに1 termを要することになってしまう可能性もあるのです。

自宅にあるコンピューターで仕事と勉強をしている様子

しかし、前述の通り、英語能力の証明をして、「English Composition 1」をスキップすることができれば、ファンデーションコースから受講を開始することができるので、最短1 term(2コース受講の場合)、つまり約9週間でDegree Seeking Studentになることができます

提出物のフォーマットはAPAスタイル指定

レビューを書いている女性

さらに、University of the People(UoPeople)は、オンライン大学ということもあり、エッセイ(論文)の提出が多いです。また、執筆する際には、APAスタイルというフォーマットでの提出が義務付けられています。

APAスタイルは非常にルールが多く複雑です。最初の内は、ネイティブでも間違えている人が多く見られます。

これが原因で減点されてしまうことも少なくないため、事前に少しリサーチしておくことをオススメします

左:APAフォーマットのルールを定めているAmerican Psychological Association(APA)が発行している最新版(7th edition)
右:日本語でAPAフォーマットについて解説している貴重なマニュアル本

University of the Peopleの年間スケジュール

下の画像はUniversity of the People(UoPeople)の2020年〜2021年度の年間カレンダーです。

Academic Calendar 2020-2021 | University of the People出典:Academic Calendar 2020-2021 | University of the People

例えば、2020年9月3日から始まるTerm 1から「English Composition 1」コースを履修し、Term 2で「ファンデーションコース」を2コース分同時に受講した場合のスケジュールは、以下の通りです。

  1. 2020年9月3日〜11月4日 :「English Composition 1コース」
    (一定の成績を修める)
  2. 2020年11月12日〜1月13日「Foundationコース(2コース分)」
    (一定の成績を修めた場合、晴れてDegree Seeking Studentに)
  3. 2021年1月28日:学位取得可能なコースが開始

そのため、University of the Peopleで「English Composition 1」コースから履修した場合、Degree Seeking Studentとして学位取得可能なコースを受講できるようになるには、Non-Degree Seeking Studentとして最短でも5ヶ月近くの期間を費やさなければならないわけです。

自宅でコンピューターを使ってオンラインで学習や仕事をしているところ

そのため、英語能力の証明書を用意できる人は、できるだけ登録時に提出し、English Composition 1」コースをスキップすることが、University of the People(UoPeople)で正式にDegree Seeking Student(正規の学生)となるための、最速の道になります。

私の場合、英語力の証明となる書類を2日で用意したのですが、こちらの記事でも、最速で(しかも自宅で)英語力証明資格を取得する方法について解説しているため、よろしければご覧ください。

海外大学進学にも!英語資格をたった2日で取得する方法

University of the Peopleの出願方法

ノートとコンピューターとヘッドフォンでEラーニングしている様子

ここでは早速、アメリカのオンライン大学University of the People(UoPeople)の入学(出願)方法について、写真付きで分かりやすく解説していきたいと思います。

Admission Application for University of the People
<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

まず、「University of the People」公式サイトの真ん中にある「Apply Now」をクリックし、オンライン申し込みフォームに必要事項を記入します。

Admission Application for University of the People
<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

左上から、

  • 名前
  • 苗字
  • ミドルネーム(ある場合)
  • E-mailアドレス
  • 専攻したい学科
  • 受講したいプログラム(学位)

を入力します。

大学のオンライン学習をしている様子

選択できる学科と学位は以下の通りです。

Business Administration(経済学部)
・Associate’s Degree(経営学準学士・2年制)
・Bachelor’s Degree(経営学士・4年制)
・Master’s Degree(経営学修士・MBA)

Computer Science(コンピューターサイエンス学部)
・Associate’s Degree(コンピューターサイエンス準学士・2年制)
・Bachelor’s Degree(コンピューターサイエンス学士・4年制)

Health Science(ヘルスサイエンス/健康科学部)
・Associate’s Degree(ヘルスサイエンス準学士・2年制)
・Bachelor’s Degree(ヘルスサイエンス学士・4年制)

Education(教育学部)
・Associate’s Degree(教育学準学士・2年制)
・Bachelor’s Degree(教育学士・4年制)
・Master of Education(教育学修士・M.Ed)

全ての入力が完了したら、「Next」を押して次のページに進んでください。

Admission Application for University of the People<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

左上から居住国、お住いの市、郵便番号、左下の国番号は+81のまま、右の携帯番号には一番上の「0」を省略して入力してください(080の場合=80、090の場合=90)。

Admission Application for University of the People
<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

一番上はミドルネーム現在の苗字(結婚して苗字が変わった方など)を入力します。

続いて

  • 生年月日(「月/日/年」の順番で入力)
  • 出身国
  • 性別
  • 母国語

を入力してください。入力が完了したら、「Next」を押して次のページに進みます。

Admission Application for University of the People
<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

次のページでは「What is the highest level of education you have completed?(あなたの最終学歴は何ですか?)」と聞かれるので、

・高校
・ホームスクール
・準学士号/学士号/博士号
・GED(高校卒業同等程度の学力を証明する資格)
・ATB(高校の卒業証書を持っていない学生)
・その他の高等学校卒業認定試験資格
・それらのどの資格も所持していません

の中から自分のステータスに合っているものを選択します。

学生が学校の課題を説いている様子

その下のフォームでは、「上記の資格を証明する書類(卒業証明書など)のコピーを提出できるかどうか」を聞かれるので、

・「はい、持っています」
・「今は持っていませんが、すぐに手に入れることができます」
・「用意することができません」

の中から当てはまるものをクリックしてください。以上で入力は完了です。

大学の出願書類を英語に翻訳できるサービス

入学費用の支払いステップ

Admission Application for University of the People<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

入力が完了したら、このような画面が表示され、入学費用($60ドル)の支払い画面になります。

Admission Application for University of the People
<出典>University of the People: Tuition-Free, Accredited Online Degree Programs

支払いはデビッドカードクレジットカード、またはPayPalで行うことができます。支払い方法を選択して、必要な情報を入力して、$60(日本円で約6,500円、2020年6月時点)を支払ってください。

これでUniversity of the People(UoPeople)の出願は完了です!支払いが完了したら、登録したE-mailアドレスにUniversity of the People(UoPeople)からメールが届くので、メールの指示に従ってください。

分からないことがあったら、メール内に記載されているAdviser宛に連絡して質問すると、1日〜3日程度で返信をしてくれますよ♬

最終学歴の証明書の発行方法

卒業式に出席後のHonor student

また、最終学歴の学校(高校や大学など)にて、成績証明書卒業証明書を手配するのもお忘れなく!

私の場合、コロナ渦で母校(高校)が休校中だったのですが、事前に電話したところ、事務局に関しては平日毎日開いているとのことでした。

そのため、特に予約をすることもなく、そのまま高校に直接向い、当日窓口で手続きを済ませることができました(手続きにかかった時間は、約10分程度でした)。

①英文の発行には時間がかかる場合も

大学のキャンパス

日本語の成績証明書や卒業証明書に比べて、英文の発行には通常より時間がかかる場合があります。

そのため、できるだけ早めの手配がオススメです。

②卒業から年月が経っている場合の対策

卒業式後の女子大学生

また、卒業から大分時間が経っている場合、卒業証明書しか発行できない場合や、成績証明書に記載できる情報が限られる場合もあります。

そのため、事前に母校の公式サイトで確認するか、電話で問い合わせてみると良いでしょう。

③母校まで出向くのが不可能な場合

キャンパスにいる大学生

また、コロナ渦で学校まで出向くのが不安という方や、現在母校から離れたところに住んでいるという方もいるのではないでしょうか。

しかし、安心してください。こういった場合に備えて、ほとんどの学校では郵送などの対応をしてくれます

その際、現金書留にて、

  • 返信用切手
  • 返信用封筒
  • 本人確認書類
  • 証明書交付願(母校のサイトに掲載されていることが多い)
  • 手数料

などが必要になるため、事前に「母校名」「卒業証明書」で検索して必要書類を確認するか、電話で問い合わせることをオススメします。

郵送の場合、手渡しよりも日数を要するため、余裕を持って手続きするようにしましょう。

④母校が既にない場合の対策

優等大学生

また、中には「母校が既になくなっている」という方もいるのではないでしょうか。しかし、心配いりません。基本的に卒業の記録は永久保管だからです。

  • 母校が統合している場合:統合先の学校が引き継いでいる可能性が高い
  • 母校が廃校している場合:近くの学校が引き継いでいる可能性が高い、または市町村の教育委員会に連絡
  • 私立高校の場合:近くの高校または私立高等学校連盟が引き継いでいる可能性が高い

または学校によっては、旧ホームページや「母校名」「証明書」などで検索すれば、ネット上に情報が掲載されています。

それでも見つからないという場合は、各市町村の教育委員会に問い合わせしてみることをオススメします。

単位を移行する方法

単位取得のためにオンライン学習をしている様子

University of the Peopleで単位を移行する際の手数料は、1コースにつき17ドルです。

しかし、日本の大学などで単位を取得している方で、「少しでも早く(少しでも安く)学位を取得したい!」という方は、単位移行の手続きを行うことをオススメします。

  • 既存の単位を移行する方法
  • Transfer credit(移行可能な単位)の条件
  • 他のサービスを活用して単位数を最速で稼ぐ方法

などについて、こちらの記事で詳しく解説しています。

最後に

大量の参考書で勉強をしている様子

  • 「アメリカの大学に通いたいけど大学留学ができない」
  • 「大卒の資格が欲しいけど、資金がない」
  • 「大学に行きたいけど、仕事や子育てに追われていてリソースが割けない」
  • 「経済学やプログラミングが学びたいけど大学に通う時間がない」

など、あらゆる悩みのソリューションともなり得る、University of the People(UoPeople)という選択肢。

ほんの少しの勇気が人生を大きく変えてくれる

この記事が、あなたの「あと一歩」を少しでも後押しすることができたら幸いです。

▼University of the Peopleの授業の進め方についてはこちら

【UoPeople】授業やオリエンテーションコースの進め方

▼社会人の私がUniversity of the Peopleに入学を決めた理由はこちら

社会人の私がアメリカの大学に入学を決めた8つの理由。

 

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Written By

語学と文化が大好きなマルチリンガルライター。日本語、英語、スペイン語、フランス語で生活中。 「グローバルに働き、学び、旅する」がモットー。仕事⇆海外滞在を繰り返しています。 米国大学「University of the People(UoPeople)」在学中。Webメディア運営会社に約5年勤めたのち独立し、フリーランスのライター、翻訳家として活動。他に、米国大手ブランドのPRやコンテンツ制作、SNS運用、SEOコンサル、編集、メディア運営などにも携わっています。 主な執筆ジャンルは経済・ビジネス。SEOも得意としています。 メディア運営会社に勤めていた時は、海外ニュースや映画・海外ドラマのライター兼レビュアーとして、インタビューや試写会、プレミアイベント取材に明け暮れていました。 座右の銘は「経験と知識は人生の財産」。 グローバルに仕事や学びを頑張りたい人たちに、知って得する情報をお届けします。

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