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Sayahon
更新日2022年6月2日仲直りしたいあの人に使える英語表現
Hi there!マルチリンガルライター Sayah (@sayah_media)です。
友達や恋人、家族、仕事仲間…
あなたには仲直りしたい相手はいますか?ケンカやトラブルがあった相手と仲直りをする場合、非がある方が謝るのが一般的です。
しかし、「喧嘩両成敗」という言葉がある通り、全てのケンカが10対0というわけではありません。
最初のキッカケや原因は、どちらか一方にあったとしても、ヒートアップする内に「どっちもどっち」になってしまっていた…というパターンも少なくないはずです。
今回は、お互いの過失が五分五分の時など、互いに公平に和解したい相手や、関係を修復したい相手に使える英語のフレーズをご紹介します。
- 1 仲直りしたい時に使える英語フレーズ
- 1.1 ①Let’s make up(仲直りしよう)
- 1.2 ②Let’s make peace(和解しよう/仲直りしよう)
- 1.3 ③Let’s shake on it(仲直りの証に握手しよう)
- 1.4 ④Let’s be friends again(また仲良くしよう/また友達になろう)
- 1.5 ⑤Let’s get back together(ヨリを戻そう)
- 1.6 ⑥Let’s patch things up(仲直りしよう/修復しよう)
- 1.7 ⑦I want to reconcile with you(あなたと仲直り/和解したいです)
- 1.8 ⑧I want to come to terms with you(あなたと仲直り/和解したい)
- 1.9 ⑨Just let it go(水に流そう)
- 1.10 ⑩Let’s start with a clean slate(白紙に戻してやり直そう)
- 1.11 ⑪Let’s put the past behind us(過去のことは水に流そう)
- 1.12 ⑫Let bygones be bygones(過去は水に流そう)
- 1.13 ⑬Forgive and forget(水に流して忘れよう)
- 1.14 ⑭Can we rebuild this relationship?(一緒にこの関係を修復しよう)
- 1.15 ⑮Let’s bury the hatchet(ケンカはやめて仲直りしよう)
- 1.16 ⑯Let’s find a way to settle our differences(どうにかして仲直りしよう)
- 1.17 ⑰Why don’t we fix our relationship?(もう1度やり直そう)
- 1.18 ⑱We can solve our problems(僕たちなら解決できるよ)
- 2 最後に
仲直りしたい時に使える英語フレーズ
①Let’s make up(仲直りしよう)
「make up」と聞くと、化粧のことを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか。確かに名詞で「makeup」といえば、メイクのことを意味します。
しかし、動詞で「make up」という場合、これは「化粧をする」という意味にはなりません。
「化粧する(行為)」と言いたい場合は「put on makeup」、「化粧している(状態)」を言うのであれば「wear makeup」と言います(「服を着る」の「wear」「put on」の使い分けと同じですね)。
「make up」はとても万能な表現で、シチュエーションによって様々な意味になります。例えば、動詞には「仲直り」以外にも以下のような表現があります。
仲直り以外の【make up】の英語フレーズ:
・Make up my mind:心に決める、決意をする、決心する
例:I’ve made up my mind to go back to school(私は復学すると心に決めた)
・Make it up:埋め合わせをする
例:Sorry, I will make it up next time(ごめんごめん、次会った時に埋め合わせするよ)
・Make up a 〜:〜を作る
例:We are making up a YouTube channel(僕らはYouTubeの番組を作っているんだ)
・It makes up ◯◯%:それは◯◯パーセントを占める
例:In my city, foreign people make up 5 percent of the population and Japanese people 95 percent(私の街では、外国人が人口の5%、日本人が95%を占めています)
・It’s made up of ◯◯:それは◯◯で構成されている
例:The group is made up of 3 female singers(そのグループは3人の女性シンガーで構成されています)
このように「make up」には非常に様々な意味があるため、会話中の「make up」が何の意味を示しているのかは、前後の文脈や前置詞などで判断するしかありません。
しかし、友達や恋人とケンカした話など、「人間関係」に関する話題の時は「仲直り」の意味で使用されていることが多いです。
仲直りの【make up】の英語フレーズ:
・I want to make up with you(君と仲直りしたい)
・Finally, I made up with her last night(やっと昨日彼女と仲直りしたんだ)
・Let’s kiss and make up(キスして仲直りしよう)
・Let’s shake hands and make up(握手して仲直りしよう)
・The thing is, I haven’t made up with him yet(それがさ、まだ彼と仲直りしてないんだよね)
②Let’s make peace(和解しよう/仲直りしよう)
「平和」を表す「Peace」。
「with」の後に「Something」を付ける場合は、「解決する」「合意する」「受け入れる」などの意味になります。
「with」の後に「Someone」を持ってくる場合は、「和平を結ぶ」「和解する」「仲直りする」などの意味で用いられます。
【make peace】の英語フレーズ:
・Let’s make peace, not war(戦うんじゃなく平和にいこうよ)
・After years of not speaking, Alicia finally made her peace with Mikey(アリシアとマイキー、何年も話してなかったけど、最終的に仲直りしたらしいよ)
・We had a big fight last night and then we made peace somehow(私たちは昨夜大きなケンカをしましたが、なんとか和解しました)
・We should make peace with enemies(我々は敵と平和を締結すべきである)
・Emily has made peace with her unpleasant past(エミリーは自分の嫌な過去ときっぱり決別した)
③Let’s shake on it(仲直りの証に握手しよう)
「Shake on it」は、約束をした時や契約が決まった時、仲直りをする時などに、「握手しよう」という意味で使われる英語です。
他に、シーンによって「仲直りの握手をしよう」「商談成立だ」「話は決まりだ」「それで手を打とう」「同意の印に握手しよう」のような意味になります。
【Shake on it】の英語フレーズ:
・Apology accepted. Let’s shake on it(謝罪受け入れるよ。仲直りの証に握手しよう)
・It’s a deal. Let’s shake on it!(それで手を打とう。話は決まりだ!)
・So can you deliver these products from next week? Let’s shake on it(そしたらこの商品を来週から配達してくれるかな?商談成立だ)
・Sorry bro. I shouldn’t have said that either… Let’s shake on it(ごめんな、俺もあんなこと言うべきじゃなかったわ。仲直りに握手しようぜ)
・I am so sorry that I gave you the cold shoulder last time… Can we shake on it?(こないだは冷たい態度とって申し訳ない。仲直りしてもらえるかな?)
④Let’s be friends again(また仲良くしよう/また友達になろう)
「Let’s be friends again」は、直訳すると「もう一度友達になろう」ですが、これは仲直りする際の決まり文句で、「仲直りしよう」「また仲良くしよう」といった意味でよく使用されます。
「be friends again」の英語フレーズ:
・Let’s be friends again(仲直りしよう/また友達になろう)
・Can we be friends again?(また仲良くできるかな?)
・I want to be friends with you again(あなたとまた友達に戻りたい)
・Seriously, I missed you so bad. Can you be friends with me again?(君がいなくて本気でめっちゃ寂しかった。また仲良くしてくれる?)
・I should have not said that. Can we be friends again?(あんなこと言ってしまったこと、後悔してる。もう一度友達に戻れるかな?)
⑤Let’s get back together(ヨリを戻そう)
テラスハウスのオープニングテーマとしても使用されていた、Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の人気曲『私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない~We Are Never Ever Getting Back Together』。
この曲の日本語タイトルの通り、「Get back together」で「ヨリを戻す」「元サヤになる」という意味になります。
「Get」は前置詞との組み合わせが非常に多い単語です。「Get back」だけでも「(その場所に) 戻る」「折り返し連絡する」「(話を元に) 戻す」など、非常に多くの意味になります。
【get back】の英語フレーズ:
・I’ll work on it when I get back there(戻ったら取りかかります)
・I will get back to you as soon as I get back home(家に着き次第すぐに折り返します)
・Let’s get back on track(話を元に戻そう)
・I always wake up in the middle of the night and can’t get back to sleep(いつも夜中に起きて寝直すことができないんだ)
・I gotta get back to work(仕事に戻らなきゃ)
前後の文脈や、後ろにくる単語で判断するしかありませんが、後ろに「together」または「with」が来る場合は、「ヨリを戻す」の意味で使用されることがほとんどです。
【get back together/with〜】の英語フレーズ:
・Let’s get back together(仲直りしよう/ヨリを戻そう)
・It looks like Ana and Adam are back together(アナとアダム、元サヤに戻ったっぽいね)
・I will never get back with him(彼とヨリ戻すことは絶対ないね)
・He told me his ex GF wants to get back with him(彼いわく、元カノがヨリ戻したがってるらしい)
・Should I even try to get back with Sammy, or just move on?(サミーとヨリ戻せるよう頑張るべきかな?それとも諦めて次に行くべき?)
⑥Let’s patch things up(仲直りしよう/修復しよう)
「Patch up」とは、元々破れた服や縫い目を「繕う」「補修する」という意味です。
これを人間関係に用いると、「こじれた関係を修復する」「仲直りする」「ヨリを戻す」「元の良い関係に戻る」「事態を収拾する」「ケンカを静める」「取り繕う」などの意味になります。
つまり、バラバラになってしまった関係や物事を「補修する」というニュアンスで使用することができます。
【patch things up】の英語フレーズ:
・Let’s patch things up(仲直りしよう)
・Tom is going to try to patch things up with his ex(トムは元カノとヨリ戻そうとしてるみたいだよ)
・I found out that it would be hard to patch things up with my BF(彼氏と仲直りするのは難しいと思うの)
・Did you patch things up with your sis?(お姉さんと仲直りした?)
・I’m trying to patch things up with her though(彼女と仲直りしようとはしてるんだけどね)
⑦I want to reconcile with you(あなたと仲直り/和解したいです)
「Reconcile」とは「仲直りする」「和解する」「折り合いをつける」「ヨリを戻す」などを意味する英単語です。
ただし、これは比較的フォーマルで堅いニュアンスになります。
【reconcile】の英語フレーズ:
・I helped to reconcile friends who had been quarreling(私はケンカしていた友人たちを和解させるのを手伝った)
・I never thought you and Joe would be reconciled(君とジョーが仲直りするなんて思ってもみなかった)
・If you’re refusing to reconcile with another person who wants it, please rethink(もしあなたが、相手との和解を拒否しているなら、どうか考え直してみてください)
・I’ve no idea how to reconcile with my cousin(イトコとどうやって仲直りしたら良いか分からない)
・Even if you try to reconcile with her, you should remember the problems between you guys will still exist(彼女とやり直すにしろ、君たちの問題がなくなったわけじゃないってことは覚えておいた方が良いよ)
⑧I want to come to terms with you(あなたと仲直り/和解したい)
「Come to terms with〜」は、「折り合いをつける」「合意する」「妥協する」「受け入れる」「納得する」「理解する」という意味です。
既出の「Make peace with〜」と似た感じで使用することができます。
【come to terms with〜】の英語フレーズ:
・I want to come to terms with you(君と仲直りしたい)
・Finally, I came to terms with her(やっと彼女と仲直りしたんだ)
・You should come to terms with Karen as soon as possible(カレンとできるだけ早めに折り合いつけた方がいいよ)
・I tried so hard, but I just can’t come to terms with her(一生懸命頑張ったけど、彼女には手がつけられないよ)
・I will try to come to terms with your feelings(あなたの気持ちを受け入れられるよう努力するね)
⑨Just let it go(水に流そう)
ディズニー映画『アナと雪の女王』の主題歌にも出てくる「Let it go」。
これは日本語版の歌詞のように「ありのままで〜♪」という意味…
ではありません。
「Let it go」は和訳するのが難しい英語の一つです。
直訳すると、「Let(〜させる)」「It(それを)」「Go(行く)」で、「それを行かせる」ですが、自然な日本語に直すと、「放っておく」「忘れる」「諦める」「解き放つ」「受け流す」などの意味になります。
【let it go】の英語フレーズ:
A:「I’m still traumatized because of my ex(元カレのせいでまだトラウマがあるの)」
B:「I know… but you should let it go(分かるよ。でもそのことはもう忘れた方がいいよ)」
A:「Well, I gotta get going now(よし、もう帰るわ)」
B:「This early? I don’t wanna let you go…(こんなに早く?まだ帰って欲しくない)」
A:「You know what? Aaron’s new GF is still watching my Instagram stories (聞いてよ、アーロンの今カノまだインスタのストーリー見てくるんだけど)」
B:「You should let it go. She’s just jealous(ほっときなよ。嫉妬してるだけでしょ)」
上の例文のように、「it」が何を指すのかによって、意味が変わります。
仲直りの際の「Just let it go」は、一般的に「それ(過去のトラブルや問題、ケンカ)を水に流そう」または「忘れよう」という意味で用いられます。
【Just let it go】の英語フレーズ:
A:「So, are we good?(私たち大丈夫?/もう怒ってない?/わだかまりはない?)」
B:「Just let it go(そのことはもう忘れよう)」
A:「Sorry, I didn’t mean to hurt you(傷つけるつもりはなかったんだ)」
B:「It’s okay, just let it go and move on(大丈夫、嫌なことは水に流して前に進みましょ)」
A:「Don’t look back. Because now I’m here(過去に囚われるのはやめよう。今は俺がついてるんだからさ)」
B:「Yeah, I think I should just let it go(うん、もう気にするのはやめるね)」
⑩Let’s start with a clean slate(白紙に戻してやり直そう)
「Clean slate」とは、白紙の状態、汚点のない綺麗な状態、先入観のない真っ新な状態などを表す言葉です。
「Clean the slate」と動詞で使えば、「過去の過ちを精算する」という意味になります。
つまり、「Let’s start with a clean slate」とは、白紙に戻して一からやり直すというニュアンスになります。
【clean slate】の英語フレーズ:
・Let’s with a clean slate(白紙に戻して初心に帰ろう)
・Let’s clean the slate(過去はもう水に流そう)
・Let’s start over again with a clean slate(白紙に戻して一からまたやり直そう)
・Nobody can wipe the slate. So you need to accept your past(やったことは水には流せない。過去を受け入れないと)
・I decided to start my relationship with him on a clean slate(彼との関係を一からやり直すことに決めたの)
⑪Let’s put the past behind us(過去のことは水に流そう)
「put the past behind someone」も「過去のことは水に流そう」という決まり文句です。「put」の部分を「leave」に置き換えて、「Let’s leave the past behind us」と言うこともできます。
「behind」は「後ろ」と習った方も少なくないと思います。しかし、それだけではなく、「behind」には「陰で」や「見えないところで」「隠れたところで」という意味で使用されるイディオムがたくさんあります。
【behind】の英語フレーズ:
・Behind you!(危ない!/気をつけて!)
・I’ll be right behind you(すぐ後から追いかけるよ)
・Don’t leave me behind(私を置いていかないで)
・Stop talking behind my back!(私がいないところで陰口言わないで!)
・We’re running behind schedule(私たちのスケジュールは現在遅れています)
・I’m behind you(俺がついてるよ/俺が守るよ/俺が味方だよ)
このように、「behind」を使った決まり文句はたくさんあるので、覚えておくと便利です。
【put ○○ behind〜】の英語フレーズ:
・Let’s put the past behind us(過去のことは水に流そう)
・I decided to put the problem behind me(その問題は後回しにすることにした)
・The team has put last night’s loss behind them and resumed practice for the next match(そのチームは昨日の敗北を忘れ、次回の試合に向けて練習を再開した)
・You have to put the memories behind you and go forward(思い出は忘れて前に進まなきゃ)
・I’ve already put it behind me(もうとっくに吹っ切れたよ)
⑫Let bygones be bygones(過去は水に流そう)
「Let bygones be bygones」は、「過去のことは水に流そう」という意味のイディオムです。
「bygones」という単語は、あまり聞いたことがないという方も多いかもしれませんが、これは「過去」「過ぎ去ったこと」などを表します。
つまり、直訳すると「過去のことは過去(終わったこと)にしてしまおう」となり、つまり自然な日本語にすると「過去のことは水に流そう」という意味になります。
【Let bygones be bygones】の英語フレーズ:
・Nah, don’t be sorry. Let bygones be bygones(謝らなくていいよ。もう水に流そう)
・We’re gonna be fine. Let bygones be bygones(俺たちなら大丈夫だよ。過去は水に流そうぜ)
・Hey, don’t care about it too much. Let bygones be bygones(ほら、あまり気にしないで。過ぎ去ったことは忘れよう)
・It’s not your fault. Let’s let bygones be bygones(君の責任じゃないよ。もう終わったことにしようぜ)
⑬Forgive and forget(水に流して忘れよう)
「Forgive and forget」は、セットで使われることが多いフレーズです。
「Forgive(許す)」と「Forget(忘れる)」という単語の意味の通り、肯定文で用いられている場合、「〜を受け止めて前に進む」「〜を水に流す」のように、未来に前向きな姿勢を示します。
【Forgive and forget】の英語フレーズ:
・We decided to forgive and forget their differences(私たち、違いを受け止めることにしたんだ)
・Come on, it’s time to forgive and forget(ほら、そろそろ仲直りしろよ)
・I can’t forgive and forget that you cheated on me with my bestie(私の親友と浮気したこと、許すことなんてできない)
・I might be able to forgive and forget. But you should know it doesn’t mean we can go back like we used to(仲直りはできるかもしれない。でもだからって元の関係に戻れるって意味ではないからね)
⑭Can we rebuild this relationship?(一緒にこの関係を修復しよう)
「Rebuild」とは、「Re(再)+build(構築)」で構成されている言葉で、「再構築する」という意味を持つ英単語です。
つまり、ただ構築するのではなく、ケンカや一時的な別れ、すれ違いなど、一度壊れた関係を再び修復する時に使うことができます。
「Relationship」の代わりに「Friendship(友情)」「Trust(信頼)」「Bond(絆)」「Love(愛情)」などを用いることも可能です。
【Rebuild + relationship】の英語フレーズ:
・Can we rebuild this relationship?(一緒にこの関係を修復できないかな?)
・I don’t think we can rebuild our friendship(この友情を修復できるとは思わないかな)
・I don’t know how to rebuild trust in our marriage after his affair(彼に不倫されたのに、もうどうやってこの結婚生活で信頼を取り戻したらいいのか分からないや)
・I want to rebuild trust in our relationship and fall in love again(君とまた信頼関係を築いて、もう一度恋に落ちたいと思ってる)
・Can’t wait for the day when relationship can be rebuilt(私たちの関係が修復できる日を楽しみにしてるね)
⑮Let’s bury the hatchet(ケンカはやめて仲直りしよう)
直訳すると「斧を埋める」という意味の「Bury the hatchet」。これは「平和協定を結ぶ際、和睦の印として斧を埋めた」という北米インディアンの習慣から作られたイディオムです。
そのため、「Bury the hatchet」で「仲直りをする」「和解する」「ケンカをやめる」などの意味を持ちます。
【Bury the hatchet】の英語フレーズ:
・It’s time to bury the hatchet(そろそろ和解する時だ)
・Let’s bury the hatchet(もう仲直りしよう)
・Why don’t you and Lisa bury the hatchet?(リサとそろそろ休戦したら?)
・I hope you guys can bury the hatchet soon(早くあなたたちが仲直りできますように)
⑯Let’s find a way to settle our differences(どうにかして仲直りしよう)
「Settle our differences」とは、直訳すると「違いを解決する」ですが、これは意見の相違や議論を終わらせ、仲直りや和解、合意をする際に使われるイディオムです。
「settle」の代わりに、同じく「解決する」という意味を持つ「resolve」に置き換えることもできます。
【Settle our differences】の英語フレーズ:
・Let’s find a way to settle our differences(一緒に仲直りできる方法を探そう)
・Let’s settle this and move on(終わらせて前に進もう)
・Can’t you settle your differences without fighting?(ケンカせずに解決することはできない?)
・You and Maria should settle your differences and put more effort into the friendship with each other(君もマリアも仲直りして、お互いもっと友情を大切にした方がいいよ)
⑰Why don’t we fix our relationship?(もう1度やり直そう)
「修理する」「修正する」「直す」「固定する」などの意味を持つ「fix」。
これは物理的に壊れている物だけではなく、人間関係や抱えている問題にも使える英単語です。
人間関係に使う場合は、「その関係を修復する」、問題に対して使う場合は、「問題を解決する」という意味になります。
【Fix one’s relationship/problem】の英語フレーズ:
・Why don’t we fix our relationship?(一緒に関係を修復していこうよ/もう一度やり直そう)
・Let’s fix our relationship(一緒に関係を修復しよう)
・I want to fix the problem with you(一緒に問題を解決していきたい)
・How can a broken relationship be fixed?(壊れた関係はどうしたら修復できるかな?)
・It’s not too late to fix your relationship(二人の関係を取り戻すのは今からでも遅くないよ)
⑱We can solve our problems(僕たちなら解決できるよ)
「Solve our problems」で、「私たちの問題を解決する」です。
「our」が用いられている場合、主に二人が抱えている問題や、二人の関係に影響する問題などを意味します。
つまり、二人の間にある問題を解決し、関係を改善/修復したい時に使用することができます。
【Solve one’s problems】の英語フレーズ
・We can solve our problems(僕たちなら解決できるよ)
・Let’s solve the problem(一緒に問題を解決しよう)
・We need to solve our problems by helping each other(助け合って問題を解決すべきだと思う)
・Let’s find the way to solve our problems together(私たちの問題を解決するための道を一緒に見つけよう)
・I don’t know how to solve our problems anymore(もうどうすれば私たちの問題を解決できるのか分からないや)
最後に
この中に、何か気になる英語表現はありましたか?
他の国々に比べ、一般的に「謝りすぎ」だと言われる日本人。日本では「謙虚」だとみなされる言動も、海外ではデメリットに働いてしまう場合もあります。
自分の非を認め、相手の非も受け入れた上で、本気で仲直りしたいという相手がいる場合、思いきってこれらのフレーズを使ってみてはいかがでしょうか。
どうか皆さんが、大切な人たちとまた笑顔で話せる日が来ることを願って。
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日本語、英語、スペイン語、フランス語のマルチリンガル。2006年から海外との往復を繰り返す。Webメディア運営会社に約5年勤めたのち、フリーランスとして独立。【経済・ビジネスライター】【SEOディレクター】【コピーライター】【オンラインPR】【AI prompt engineer】として働く傍ら、アメリカの大学「University of the People」でBusiness Administration(経営学)を履修中。執筆メディア:『ダイヤモンド・オンライン』『SPEEDA』『ELLEgirl』など。Yahoo!ニューストピックス、NewsPicks掲載経験あり。 グローバルに学び、働き、旅したい人に知って得する有益な情報をお届けします。