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Sayahon
更新日2022年6月2日意外と知らない?!身体の部位の英語表現
こんにちは!マルチリンガルライターのSayah (@sayah_media)です。突然ですが、みなさんは細かい身体の部位を英語で言えますか?
知っているつもりになっていても、普段英会話であまり使わない部位などは、意外と見逃してしまっていたり、一度覚えても忘れてしまっていたりすることがあるかもしれません。
実際に、長年海外に住んでいる人の「体調不良を伝える際に苦労した」「病院で知らない英単語が多くて大変だった」などというエピソードもよく耳にします。
そこで今回は、覚えておきたい顔と身体の部位の英語表現をイラストでご紹介!
また、同時に日常会話でよく使用される、身体の部位が入ったイディオムも紹介するため、そちらも参考にしてもらえたら幸いです。
【顔の部位を英語で表現】
まずは、上から順番に顔の英単語からご紹介していきます。
後ほど身体の部位も上半身→下半身→内部の順番でご紹介していきますので、そちらもぜひご参照ください。
①顔:Face
②頭:Head
③額:Forehead
④眉毛:Eyebrow
⑤まつ毛:Eyelash
⑥まぶた:Eyelid
⑦瞳:Pupil
⑧目玉:Eyeball
⑨目:Eye
⑩耳:Ear
⑪耳たぶ:Earlobe
⑫こめかみ:Temple
⑬頰:Cheek
⑭えくぼ:Dimple
⑮口:Mouth
⑯唇:Lip
⑰舌:Tongue
⑱歯:Teeth(複)、Tooth(単)
⑲あご:Jaw
⑳下あご:Chin
㉑うなじ:Nape
㉒首:Neck
㉓喉:Throat
【顔に関連するイディオム】
ここでは、顔の部位が含まれているイディオムについて、よく使われるものを中心にいくつかご紹介していきます。
Tongue-in-cheek(冗談、皮肉)
「Tongue-in-cheek」は、「冗談」「皮肉」など、真剣・本気ではない時に使います。
【英語フレーズ】
・He always speaks tongue in cheek(彼はいつも冗談ばかり言う)
このイディオムの起源は、舌を頰にくっつけた時のような冗談めいた表情が、そのまま言葉になったのではないかと言われています。
Keep your chin up(元気出して!)
「Keep your chin up」は直訳すると「アゴを上げて!」です。つまり、「顔を上げて前に進もう」という意味が込められています。
誰かを励ましたい時などにぜひ使ってみてください。
A pain in the neck(面倒くさい・ウザイ)
「A pain in the neck」は、人や物に対して「面倒臭い」「ウンザリする」「イライラする」と言いたい時に使えるイディオムです。
【英語フレーズ】
・This task is a pain in the neck!(この作業、本当に面倒臭い!)
・My boss is a pain in the neck!(上司が本当にうっとおしい!)
直訳すると「首の痛み」になる、こちらの慣用句。つまり、首に痛みを伴うほど面倒臭い相手や物事に対して使うことができます。
【上半身の部位を英語で表現】
本章では、上半身(Upper body)の部位(頭から腰、指先まで)の英語表現をご紹介していきます。
①体:Body
②肩:Shoulder
③腕(全体):Arm
④上腕:Upper arm
⑤ワキ:Armpit
⑥前腕:Forearm
⑦背中:Back
⑧胸部:Chest
⑨胸、乳房:Breast(病院など、フォーマルな会話で使用されます)
⑩おっぱい:Boobs、Tits(日常会話でよく使用されますが、かなり砕けた表現です)
⑪乳首:Nipple
⑫胃・お腹:Stomach
⑬お腹(下腹部):Belly
⑭ヘソ:Belly button
⑮腰:Waist(くびれの部分)
⑯腰:Hips(くびれより少し下、お尻より上の左右に張っている部分)
⑰ヒジ:Elbow
⑱手:Hand
⑲手首:Wrist
⑳手のひら:Palm
㉑指:Finger
㉒親指:Thumb
㉓人差し指:Index finger
㉔中指:Middle finger
㉕薬指:Ring finger
㉖小指:Pinky
㉗爪:Nail
【上半身に関連するイディオム】
ここでは上半身の部位が含まれる、英語のイディオムをいくつかご紹介!
An arm and a leg(高額である、高い)
何かを買おうとした時に、極めて高額だった時などに使います。
【英語フレーズ】
・My computer costs an arm and a leg(私のパソコンは高くついた)
起源は定かではありませんが、第二次世界大戦の時に、戦場で手脚を失った兵士の治療が高額であることから生まれた表現ではないかという説があります。
Keep one’s finger crossed(〜の健闘・成功を祈る)
アメリカでは、上の写真のように中指を人差し指の上に交差させて、指を交差(クロスフィンガー)するジェスチャーをすると、「健闘を祈ってるよ」「成功を祈ってるよ」「目標が叶いますように」「一生懸命頑張ってね」などの意味を持ちます。
【英語フレーズ】
・Keep my finger crossed for you(あなたの成功を祈ってるよ)
・Keep your finger crossed(健闘を祈ってくれ)
上の例のように、「Good luck」「Wish me luck」のような意味で使用することができます。
One’s eyes are bigger than one’s belly / stomach(食べる前はいけると思ったのに)
「One’s eyes are bigger than one’s belly / stomach」は、直訳すると「〜の目は〜のお腹より大きい」という意味です。
これは、メニューや食べ物を目の前にして、いっぱい食べられる(いっぱい食べたい)と思ってオーダーした、作った、またはブュッフェなどで運んできたものの、実際には食べられなかった時に使います。
【英語フレーズ】
・Your eyes are always bigger than your stomach!(いつも料理頼みすぎ!)
・When I went grocery shopping I was so starving so I thought I could eat all of them. But actually my eyes were bigger than my belly… (食材を買いに行った時はお腹がペコペコだったから、全部食べられると思ったの。でも自分が食べられる容量を超えてたわ…)
目で見た限りはいっぱい食べられると思ったものの、実際に食べてみたら、胃やお腹はそこまでではなかったという時に使ってみてください。
【下半身の部位を英語で表現】
ここでは、お尻から足先までの下半身(Lower body)の部位の英単語をご紹介していきます。
①お尻:Bottom、Butt(Buttは砕けた英語表現で、全く問題ないと考える人と、汚い表現と捉える人がいるので注意)
②ケツ:Ass(非常に汚いスラングです)
③脚(全体):Leg
④太もも:Thigh
⑤ヒザ:Knee
⑥ふくらはぎ:Calf
⑦スネ:Shin
⑧足(全体):Foot
⑨足首:Ankle
⑩足の裏:Sole
⑪土踏まず:Arch of the foot
⑫つま先:Toe
⑬かかと:Heel
【下半身に関連するイディオム】
ここでは、下半身の部位が含まれる英語のイディオムをいくつかご紹介します。
Be on foot(〜は進行中です)
「on foot」に関しては、「It takes like 15min on foot from my apartment(私の家から歩いて15分くらいです)」など、「歩いて、徒歩で」の意味で知っている方も多いのではないでしょうか。
しかし、プロジェクトなどの話をしている際に用いられる場合は、「〜は計画中です」「〜は進行中です」の意味になります。
【英語フレーズ】
The project is on foot(そのプロジェクトは進行中です)
類語:〜 is in progress、〜 is going on
Pain in the ass(めんどくせー・うぜー)
こちらは上記でご紹介した「A pain in the neck(面倒くさい)」の、品の悪いバージョンです。
【英語フレーズ】
He’s a pain in the ass(あいつ、マジでめんどくせーよ)
「Neck(首)」ではなく「Ass(汚い表現のお尻・ケツ)」を使っている分、「A pain in the neck」よりも強くて汚い印象の英語表現になります。
Break a leg(検討を祈る・グッドラック)
直訳すると「脚を折れ!」という意味の「Break a leg」。
これは「健闘を祈る」「グッドラック」という意味のイディオムで、ステージを控えた俳優やミュージシャンなどによく使われる表現です。
【身体の内部を英語で表現】
ここでは、骨や筋肉、細胞、臓器など、身体の内部についてご紹介していきます。
①皮:Skin
②肉:Flesh
③骨:Bone
④筋、筋肉:Muscle
⑤細胞:Cell
⑥頭蓋骨:Skull
⑦脳:Brain
⑧鎖骨:Collarbone
⑨喉仏:Adam’s apple
⑩咽頭:Pharynx
⑪心臓:Heart
⑫鼓膜:Eardrum
⑬肩甲骨:Shoulder blade、Scapula
⑭背骨:Backbone
⑮脊髄:Spinal cord
⑯腰髄:Lumbar cord
⑰内臓:Internal organs、Guts
⑱胃:Stomach
⑲腸:Guts、Bowels、Intestines
⑳大腸:Large intestines
㉑小腸:Small intestines
㉒肝臓:Liver
㉓膵臓:Pancreas
㉔腎臓:Kidney
㉕胆のう:Gallbladder
㉖十二指腸:Duodenum
㉗骨盤:Pelvis、Hips、Hip bones
㉘恥骨:Pubis、Pubic bones
㉙子宮:Uterus
㉚股関節:Hip joint
㉛アキレス腱:Achilles tendon
㉜骸骨:Skeleton
㉝遺伝子:Gene
【身体の内部に関連するイディオム】
ここでは上で説明した、身体の内部の部位が含まれる英語のイディオムをご紹介!
Feel it in one’s bones(直感で感じる)
「Feel it in one’s bones」は、直訳をすると「〜は骨の中でそれを感じる」ですが、これは「直感を感じる」という意味を持つイディオムです。
「I feel it in my bones」と言えば、「私は直感でそう感じる」と言うことができます。
【英語フレーズ】
・I could feel it in my bones(私は直感でそれを感じることができた)
・You know it in your bones too, right?(あなたも直感で分かってるでしょ?)
上の例のように、「feel」の代わりに「know」を使うこともできますよ♪
Skeleton in one’s closet(重大な秘密)
「Skeleton in the closet」は、隠された秘密のことを意味します。
【英語フレーズ】
・The guy must have a skeleton in the closet(その男は重大な秘密を隠し持っているに違いない)
上の例のように、まるでクローゼットに隠されている骸骨のように、重大かつショッキングな秘密に使うことができます。
A man of one’s kidney(〜と似た気質の人)
「A man of one’s kidney」は、直訳すると「その男は〜の腎臓だ」となりますが、これは「〜と似た気質の人」「〜と馬が合う人」「〜と瓜二つな人」を表すイディオムです。
【英語フレーズ】
・Mike is a man of my kidney(彼は私と似たタイプなの)
このように、まるで自分の体の一部であるかのように、気質が似ている人のことを表すことができます。
【おさらい英会話】
Alicia:Hi Sasha. How’s your dance project going on?
こんにちは、サーシャ。ダンスプロジェクトの調子はどう?
Sasha:Hi Alicia. The project is on foot. The thing is… my favorite dance shoes are broken!
こんにちは、アリシア。プロジェクトは進んでいるわ。でもそれがね…お気に入りのダンス用シューズが壊れちゃって!
Alicia:Sorry to hear that. It’s no longer available?
それは残念だね。もうどこにも売ってないの?
Sasha:I think I can find them online tho. But it costs an arm a leg and actually my ex who I really loved gave them to me as my birthday gift, so…
多分ネットで探せると思うけど。でも、値段がやたら高いのと、あと実はそれ、大好きだった元カレが誕生日にくれたやつでさ…。
Alicia:Oh…
そっか。。
Sasha:Ahh no worries! I was just speaking tongue in cheek. I’m trying to move on!
ああ、気にしないで!冗談冗談。前に進むために頑張り中!
Alicia:I know how you feel but keep your chin up!
気持ち分かるよ。でも元気出してね!
Sasha:Thanks Alicia! It’s time to focus on my career as a dancer!
ありがとう、アリシア!ダンサー業に集中するぞー!
Alicia:No problem. I’m really looking forward to seeing your performance! Break a leg!
どういたしまして。パフォーマンス楽しみにしているからね!がんばって!
最後に
海外で体調不良やケガなどに見舞われた時に、その部位の単語を知っているかいないかでは、対応が180度変わってきます。そのため、普段あまり馴染みのない部位でも、今から少しずつ覚えておくと良いでしょう。
また、本稿では、無数にある英語のイディオム(英熟語)の中から、普段よく使用されている表現をピックアップさせていただきました。身体のパーツを覚えると同時に、日常でよく使われる表現を、身体に染み込ませるようにインプットしてみてください✨
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日本語、英語、スペイン語、フランス語のマルチリンガル。2006年から海外との往復を繰り返す。Webメディア運営会社に約5年勤めたのち、フリーランスとして独立。【経済・ビジネスライター】【SEOディレクター】【コピーライター】【オンラインPR】【AI prompt engineer】として働く傍ら、アメリカの大学「University of the People」でBusiness Administration(経営学)を履修中。執筆メディア:『ダイヤモンド・オンライン』『SPEEDA』『ELLEgirl』など。Yahoo!ニューストピックス、NewsPicks掲載経験あり。 グローバルに学び、働き、旅したい人に知って得する有益な情報をお届けします。