自宅でパソコンを使ってオンライン学習をしている女学生

アメリカの大学「UoPeople」

UoPeopleのオリエンテーションコースの内容を解説

アメリカのオンライン大学University of the People(UoPeople)のOrientation Course(オリエンテーションコース)が無事に終わりました!本稿では、UoPeopleへの入学を目指している、または検討している方のために、オリエンテーションコースの内容をまとめてみましたのでご覧ください。

UoPeopleのオリエンテーションコースが無事終了

こんにちは!マルチリンガルライターのSayah (@sayah_media)です。5月28日(木)からスタートした、アメリカのオンライン大学University of the People(以下、UoPeople)Orientation Course(オリエンテーションコース)が、無事終わりました!

ということで、9月に始まるコースまで少しまだ時間があるため、3週間に渡って行われたUoPeopleのオリエンテーションコースについて、解説していきたいと思います。

本稿では、私UoPeopleの学生Sayahが、これからUoPeopleに入ることを目指している、またはUoPeopleへの入学を検討している方のために、3週間に渡って行われるオリエンテーションコースの内容をまとめてみましたのでご覧ください。

↑UoPeopleについても言及されている書籍

UoPeopleのオリエンテーションコースの内容

大学のキャンパス2

▼UoPeopleの出願の仕方については、こちらの記事で解説中。

【完全版】University of the Peopleまとめ!入学方法も解説

UoPeopleのオリエンテーションコースは、出願後、ファンデーションコースの開始前に3週間に渡って行われるコースです。このコースでは、今後UoPeopleでオンラインで授業を受講するにあたって、必要な知識(システムの使い方や学校のルール、授業の進め方など)を学びます。

Week 1にUnit 1、Week 2にUnit 2、Week 3にUnit 3と、実際にUoPeopleのシステムを使いながら、本番と近い内容のクラスを受講することで、もうすぐ始まるTerm(学期)に備えます。

では実際に、UoPeopleのオリエンテーションコースでは、どのようなことが行われるのでしょうか?本章では、UoPeopleのオリエンテーションコースの具体的な内容について、詳しく解説していきます。

大学の席

まず、UoPeopleのオリエンテーションコースで行うことは、主にこの6つです。

①Reading Assignment(リーディング・アサインメント)
課題図書を読んでいる学生

リーディング・アサインメントとは図書課題のことです。UoPeopleのオリエンテーションコースでは、約10ページほどの文章をひたすら読み進めていきます。

詳しくは下に記載していますが、UoPeopleの学生になるにあたって大切なことが書かれているので、面倒臭がらずに必ずきちんと全て目を通しましょう。

②Discussion Assignment(ディスカッション・アサインメント)
ディスカッションをしている学生たち

ディスカッション・アサインメントと書かれていますが、実際にはUoPeopleのオリエンテーションコースではディスカッション・アサインメントを行いません。

そのため、ここではUoPeopleのディスカッション・アサインメントについて、文章と動画で学び、UoPeopleの本番のコースに備えます。

③Unit Assignment(ユニット・アサインメント)
自宅でパソコンを使ってオンライン学習をしている女学生

各ユニットに用意された課題です。課題といっても、本番のような課題量ではなく、比較的簡単ですぐに終わる課題が出されます。

④Self-Quiz(セルフ・クイズ)
受験で必要なものやコンピューター

ここまで習ったことがきちんと頭に入っているかどうかを計るためのミニテストです。

あくまでも自分の復習用のテストで、正規のコースでも成績には入りません。また、何度も受けることができるので、しっかり頭に入るまでここでおさらいしましょう。

⑤Checklist(チェックリスト)
チェックリスト

こちらは必須ではありませんが、今後課題の提出し忘れなどを防ぐためにも、Unitのアサインメントが全て終わったら、チェックリストにチェックを入れ、きちんと全て行ったかどうかを確認しましょう。

⑥Graded Quiz(グレイデッド・クイズ)
学生がコンピューターで勉強している様子

Unit 3で全ての課題が終わったら、最後にこのテストを受けます。Unit 1、Unit 2にはありません。

このテストは1度しか挑戦することができず、UoPeopleの本番のテストに近い雰囲気を味わうことができますが、実際の成績には入らないため、肩の力を抜いて受けてみてください🎵

各ユニットの概要

ここでは、UoPeopleのオリエンテーションコースのUnit 1〜3までの各ユニットの概要について、解説していきます。

大学生

Unit 1:オンライン大学「UoPeople」の生徒として

自宅の部屋にあるパソコンと筆記用具

UoPeopleのシステム、UoPeopleで使用されているMoodleやYammerなどのツール、アメリカの大学のシステム、アメリカのe-ラーニングのシステム、目的別のオフィスの問い合わせ先、言葉の壁や文化の違い、ライブラリーのアクセス方法、コースの登録方法などについて、学びます。

Unit 2:UoPeopleでオンライン学習を成し遂げるには

一緒に勉強している大学生3人
このユニットでは、主にライティングについて学びます。

また、生徒同士で評価をし合うピア・アセスメントというUoPeopleのユニークな評価システムや、盗作、引用、誹謗中傷などについて、洗いざらい学習します。

Unit 3:まとめ(UoPeopleの学位の要件とLOAについて)

勉強中のノートとペンとバインディング

このユニットでは、成績の確認の仕方、学位の必要条件、学位レベルと学部過程、それぞれのコースについて、学位取得を目指す生徒のための登録方法や提出書類、学位取得までにかかる時間、試験と試験監督について、また、LOA(休学)の仕方などについて学びます。

また、これが全て終わるとUnit 3の最後に、Unit 1、2にはなかったGraded Quiz(グレイデッド・クイズ)というテストがあります。

前述した通りこのテストの結果は成績には入りませんが、今後UoPeopleで学生生活を送るにあたって、しっかりとシステムやコースの進め方、UoPeopleについて理解できているかどうかを把握する機会になるため、スキップせずにきちんと受験してみることをオススメします。

自宅の部屋のデスクの上にあるデスクトップパソコンとメモ帳

最後に

完全オンライン型大学University of the People(UoPeople)」。UoPeopleのオンライン授業は、自分のペースで行うことができますが、逆に言えば、受け身にならずに自分主導型で進めていかなければならないということです。

UoPeopleの本番のコースが始まってから、「システムの使い方が分からない」「課題が期限までに提出できなかった」なんていうことになってしまわないよう、実践に備えてUoPeopleのオリエンテーションコースに取り組みましょう。

みなさんがUoPeopleで快適なオンライン大学生活を送れるよう、少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。

▼UoPeopleのオリエンテーションコースのUnit 1の詳細については、こちらにも詳しく書いているため、よろしければご覧ください。

▼UoPeopleの概要についてはこちら

▼UoPeopleの最初のTerm(ファンデーションコース)で1つのコースのみ受講する方法についてはこちら

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日本語、英語、スペイン語、フランス語のマルチリンガル。2006年から海外との往復を繰り返す。Webメディア運営会社に約5年勤めたのち、フリーランスとして独立。【経済・ビジネスライター】【SEOディレクター】【コピーライター】【オンラインPR】【AI prompt engineer】として働く傍ら、アメリカの大学「University of the People」でBusiness Administration(経営学)を履修中。執筆メディア:『ダイヤモンド・オンライン』『SPEEDA』『ELLEgirl』など。Yahoo!ニューストピックス、NewsPicks掲載経験あり。 グローバルに学び、働き、旅したい人に知って得する有益な情報をお届けします。

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