Duolingo English Testについて徹底解説!
新型コロナウイルスなどの影響を受け、近年では、Duolingo English Test(デュオリンゴイングリッシュテスト)など、オンラインで受講できる英語の資格試験も増えてきました。
語学の習得はキャリアの向上だけではなく、「人生が180度変わる」と言っても過言ではないほどのメリットがあります。
語学習得において、資格の取得はモチベーションの継続にも繋がり、また、自分の語学力を「見える化」し、把握することにも繋がります。
語学学習のメリット✏️
✅世界が広がる
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・他国の良い習慣をインプットできる✅キャリアの可能性が拡がる
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・海外との交流が容易となり、ビジネスチャンスが増加✅情報量の増加
・有益な情報を素早く手に入れられる— Sayah🌎マルチリンガルライター #NoWar 🇺🇦❤️🇷🇺🙏 (@sayah_media) January 23, 2020
今回は語学オタクの私Sayah (@sayah_media)が、英語資格試験の一つで「Duolingo(デュオリンゴ)」運営の英語テスト「Duolingo English Test」がオススメな理由や試験対策について、実際に受けてみた経験を基に、詳しく解説していきます。
また、TOEFL iBT、IELTS、英検、TOEIC Listening & Readingなど、主要な英語の試験とDuolingo English Testとで比較をし、分かりやすく表でまとめています。そちらも併せてご覧ください。
※新型コロナウイルスの影響で英語テストのオンライン化が進んでいるため、2022年2月6日に最新の情報にアップデートしています。
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「Duolingo English Test」がおすすめな理由
ここでは、Duolingo English Testがオススメな9つの理由について、他の英語資格試験と比較しながら解説していきます。
理由①自宅でオンライン受験可
Duolingo English Testは、自宅で受験することのできるオンラインテストです。
実際に、Duolingo English Test受験当時、新型コロナウイルスの影響で外出自粛中だった私にとっては、自宅で気軽に受験できるというのは大変大きなポイントでした。
▼「Duolingo English Test」については、こちらでも詳しく解説中。
また、Duolingo English Testを受験するにあたって、用意するのはたったこれだけです。次の章では、Duolingo English Testの受験に必要なものについてご紹介します。
Duolingo English Test受験で必要なもの
- パスポートや運転免許証、または公的機関発行の写真付きID
- 明るく静かな部屋環境
- 試験に集中できる60分間の時間
- 安定したインターネット接続
- コンピューターなどのデバイス
Duolingo English Testを受験するにあたって、必要なものは上記の5つだけです。
また、Duolingo English Testで使用可能なID(身分証明書)についてはこちらをご覧ください。
デバイスに必要なもの
- サポートされているブラウザ
- カメラ
- マイク
- スピーカー
出典:Applicants | Duolingo English Test
ブラウザがサポートされているかどうかは、こちらから確認することができます。
コンピューターからはブラウザ上(Google Chrome)での受験となるので、Google Chromeをインストールしていないという方は、こちらから事前にインストールを行なっておきましょう。
スマホやタブレットでも受験可能
また、アプリをダウンロードすれば、iPadやiPhoneなどのiOSやAndroidでも受験可能です。
出典:どのようなデバイスをサポートしていますか? | Duolingo English Test
必要なのはこれだけ!
Duolingo English Testでは、身分の証明も受験時にカメラに映して撮るだけなので、面倒な手続きや余計な手間は一切かかりませんでした。
また、Duolingo English Testではイヤホン及びヘッドフォンを使用することができません。
そのため、Duolingo English Testの試験前に、必ずスピーカーの出力や音のボリュームを確認しておきましょう。
他の英語テストとの比較表
自宅受験 | |||||
テストの名称 | Duolingo | TOEFL iBT | IELTS | 英検 | TOEIC L&R |
自宅受験 | 可 | 可 (コロナ渦の影響で 可能に) |
不 (会場受験が再開) |
不可 英検Jr.のみ可 |
個人は不可 (団体受験のみ 可) |
理由②予約不要でいつでも受験可能
また、Duolingo English Testは、テストを購入さえすれば、いつでもすぐにテストを受験することができるのも特徴です。そのため、予約や待ち時間などの手間もかかりません。
つまり、60分のテスト時間が確保できて、テストを受験できる環境さえあれば、勉強や家事、テレワークなどの合間にさっと受けることができます。
ちなみに、Duolingo English Testを受験する際は、「部屋に誰もいないこと」が義務付けられています。
もしもカメラの後ろに他者が映り込んだり、音が聞こえた場合、その受験者は失格となりますので、気をつけてください。
また、Duolingo English Testでは、最新技術でカメラから受験者の目の動きなどを正確に捉え、カンニングなどの不正がないかどうかをチェックしています。
Googleや辞書で調べるなどの不審な行動をした場合、無効試験となってしまう可能性があるので気をつけてください。
他の英語テストとの比較表
テストの事前予約 | |||||
テストの名称 | Duolingo | TOEFL iBT | IELTS | 英検 | TOEIC L&R |
事前予約 | 不要 | 要 | 要 | 要 | 要 |
理由③48時間以内に結果通知
Duolingo English Testの特徴は、48時間以内にテスト結果が通知されることです。そのため、就職や進学などで英語力が証明できる資格が早急に必要な時などに、大変役に立ちます。
また、「約2日で」ではなく、「2日以内に」となっているのも非常に安心です。
ちなみに私がDuolingo English Testを受験したのは緊急事態宣言発動後だったため、下の写真の上部にある文字が表示されていて、実際には結果の返却まで5日ほどかかりました。それでも早い!
そして本当に5日を過ぎることなく、テスト結果が通知されたのも好印象でした。遅れる時でもこのように曖昧な表現ではなく「5日以内」としっかり期限を記載してくれているのは、非常にありがたかったです。
他の英語テストとの比較表
テスト結果の通知 | |||||
テストの名称 | Duolingo | TOEFL iBT | IELTS | 英検 | TOEIC L&R |
テスト結果 | 2日以内 | オンラインでの スコア確認は 約6日〜10日後 スコアレポートの 発送は 約1〜2週間後 |
コンピューター 受験: 3〜5営業日後 ペーパー受験: 13日後 |
英ナビ!利用で 一次試験: 約2週間後 二次試験: 約10日後 |
17日後 (オンラインで申し込んだ人) 公式認定証は 試験から30日以内 |
理由④世界中の何千もの教育機関で導入されている
「Duolingo」と聞くと、国内だと恐らくアプリを思い浮かべる人の方が多いのではないかと思いますが、実はこの英語テスト、イェール大学やコロンビア大学など、米国トップ校なんと数百校、世界では何千もの教育機関で導入されているんです。
ちなみにDuolingo English Testのテスト利用団体一覧から検索してみると、私が出願したUoPeopleもきちんと入っていました。
しかし、Duolingo English Testをせっかく受けても、「出願先の大学で英語力の証明にならなかった」なんてことになってしまわないよう、事前に確認してから受験することをオススメします。
また、企業や学校の英語証明の条件に記載されていない英語の試験でも、問い合わせたら対応しているというケースもあるため、Duolingo English Testが対応しているかどうか、担当者に一度確認してみると良いかもしれません。
さらに、Duolingo English Testでは、下の写真のように、英語能力比較表が用意されており、Duolingo English Testのスコアと他の英語の試験(TOEFL iBTやIELTS Academic、CEFRなど)のスコアと比較することができます。
これによって、他の英語のテストを受けたことがない方でも、Duolingo English Testの結果を見て、自分の英語能力をそれらのテストに換算すれば、一体どのくらいのスコアであるのかを把握することができます。
大学や企業側にDuoingo English Testが認知されていない場合でも、これらの数値を参照し、伝えることによって、その英語力が認められることもあるかもしれません。
そのため、他に英語能力の証明となる資格を持っていない場合は、企業の担当者やスクールアドバイザーなどに相談してみると良いでしょう。
理由⑤無料で志望校にスコアレポートが送れる
前述した通り、Duolingo English Testは世界中の何百もの大学で、導入されています。そのため、もし志望校がDuolingo English Testと提携していた場合は、志望校に追加費用なしで、スコアレポート(テスト結果)を無料で好きなだけ送信することができます。オンラインでできるので、印刷の手間もかかりません。
私もUoPeopleの出願時にはこちらの機能を使用しましたが、とても簡単な操作でDuolingo English Testのスコアを大学側に送信することができました。ただし、志望校から折り返しの連絡が来ない時などは、念のため学校に直接Duolingo English Testのスコアレポートを送信してみることをオススメします。
理由⑥他のテストより価格が安い
しかもDuolingo English Testの凄いところは、たった49ドル(約5,400円)で受験できるということです($1=¥110で換算)。
2021年7月時点でIELTSの値段は25,380円、TOEFLは245ドル(約27,000円)なので、約5分の1もの価格で受けられるということになります($1=¥110で換算)。
ちなみにDuolingo English Testは1ヶ月で2回まで受けることができ、2回目を受け終わったら、次はまた1ヶ月空ける必要があります。
私は保険をかけて2度受験したのですが、どちらも大学側が求める以上のスコアを無事取得することができました(2回受けても1万円程度!)。
他の英語テストとの比較表
テスト1回分の受験料 | |||||
テストの名称 | Duolingo | TOEFL iBT | IELTS | 英検 | TOEIC L&R |
受験料 | 49ドル (約5,300円) |
245ドル (約27,000円) 通常締め切り後は 285ドル (約31,400円) |
25,380円 | 級に準じる 1級:12,600円 準1級:10,700円 |
2021年9月12日まで :6,490円 2021年10月3日~ :7,810円に値上げ |
※レートは2021年7月時点。TOEFL、英検ともに値上がり。TOEICも9月に値上げ予定。
理由⑦実用的な英語のスキルを発揮できる
Duolingo English Testは、一般的な英語の試験の出題形式とは、少し異なります。リーディングやリスニングのスキルが重視されることが多い英語の試験とは違って、Duolingo English Testでは現実世界で使える英語の力を判断されます。
(問題の出題形式や試験対策については、後ほど下の方で画像付きで詳しく解説していきます)
Duolingo English Testの公式サイトでも
Duolingo English Testは、現実世界における言語能力を評価し、現実世界での活用能力を判断します。 試験対策として特定の方法を推奨することはありませんが、スピーキング、リーディング、ライティング、リスニングにおける総合的な習熟度を向上することをおすすめします。
と記載されており、Duolingo English Testはスピーキング、リーディング、ライティング、リスニングと総合的に出題されます。
出典:Duolingo English Testにはどのような準備をしたらよいですか? | Duolingo English Test
そのため、「英語は話せるけど、英語のテストは苦手」といった人でも、無料の練習用テストでコツさえ掴めば、比較的スコアが出しやすい試験なのではないかと思います。
理由⑧最新の研究と技術を利用し考案されている
Duolingo English Testは、最新の研究と技術を利用して考案されています。そのため、正確で信頼性が高く実用的なテストであると言えます。
技術顧問委員会には、TOEFL iBT及びTOEICの心理統計学と採点法を担当した方や、元TOEFLの審査委員会や政策委員会所属で、現在はInternational Language Testing Association(ILTA)の会長を務めている方などがいます。
出典:研究と有効性 | Duolingo English Test
理由⑨所要時間たったの1時間
Duolingo English Testの所要時間は約1時間です。
時間配分:
- クイックセットアップ(15分)
テストのルールや詳細について説明があります。 - 適応型テスト(45分)
リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの4つの技能を測ります。 - ビデオインタビュー(10分)
オープンエンドな質問への回答を記録します。
Duolingo English Testの最後に行われるビデオインタビューとライティングサンプルでは、各セッションで、受験者は2つの質問の中から1つを選んで回答することができます。また、これらのセクションは採点対象外です。
他の英語テストとの比較表
テストの所要時間 | |||||
テストの名称 | Duolingo | TOEFL | IELTS | 英検 | TOEIC |
所要時間 | 約1時間 | 約3時間〜 | 約2時間45分 | 一次試験 準1級:約2時間 1級:約2時間15分 二次試験(別日) 準1級:約8分 1級:約10分 |
約2時間 |
Duolingo English Testの試験対策
Duolingo English Testには、対策本がありません。そのため、ネットやSNSを見ていると「勉強法が分からない」という方も多いようです。
ここでは、実際にDuolingo English Testで英語能力を証明し、アメリカの大学に入学した私が、自分なりに感じたコツや対策方法について、紹介・解説していきます!
コツ①実践的な英語力を伸ばす
Duolingo English Testは現実世界における英語力を判断するテストです。
実際に、Duolingo English Testの公式サイトには、「試験対策として特定の勉強法を推奨することはない」ときっぱり書かれています。
出典:Duolingo English Test
そのため、普段の英語の能力が直接スコアに反映されるため、日頃からスピーキング、リーディング、ライティング、リスニングと総合的なスキルの向上を図ることをオススメします。
コツ②無料練習テストを何度も受ける
また、Duolingo English Testでは、他の試験とは違った形式の問題が複数出題されるため、無料練習テストを何度も解くことによって、Duolingo English Testの出題形式を把握することができ、素早い回答に慣れることができます。
このテストに関して、現時点ではまだ対策本も販売されておらず、攻略するための情報などもあまり出回っていません。
そのため、まずはログインをして無料練習テストを受けてみることをオススメします。本番に近いテストを受けることができますよ!
Duolingo English Testを受けてみた(画像付き)
去年、実際に本番を2回受験した私。本番テストと比較すべく、今回また無料練習テストを受けてみました!
ここでは無料練習テストについて、画像付きで解説しつつ、本番の出題傾向や各問題の攻略方法について分かりやすく説明していきます。
①語彙問題(リスニング)
こちらの語彙問題は、9問の単語をリスニングして、制限時間以内に実在する英単語を選ぶという問題です。
左側のスピーカーマークをクリックすると、単語の発音を聞くことができます。「実在する」と思った英単語には、右のチェックマークをクリックします(チェックを入れるとオレンジ色になります)。
実在しないダミーの単語も、リアルなネイティブ発音で読まれるため、引っかからないように気をつけてください。
その言葉を知らないと、「これは実在しない」と思ってチェックをつけ忘れてしまう可能性があるため、日頃から語彙力を底上げしておく必要があります。
②穴埋め問題
こちらの穴埋め問題は、制限時間内に抜けている文字を入力し、文章を完成させる問題です。
ヒントとして最初に何文字かアルファベットが書かれており、文字数も決まっているため、それを頼りにクロスワードのような感覚で単語を入力し、文章を完成させていきます。
これに関しては、語彙力もですが、どちらかといえば簡単な単語が多いので、日頃から文章を組み立てることに慣れておくことが大切だと思います。
また、「of」なのか「on」なのかなど、前置詞の使い分けをきちんと理解しておくことが重要です。
「in」や「to」などの前置詞もですが、「and」などの接続詞や、「the」などの冠詞、あとは助動詞の「can」もよく出題されます。
これに関しては、慣れるまで何度も繰り返し無料練習テストを解くことが効果的です。
③語彙問題(リーディング)
こちらは語彙問題のリーディング版です。実在する英単語を制限時間以内に選んで、クリックします。
よく見るとスペルが違う場合もあるので、気をつけて選びましょう。
これに関しては、「接頭辞」「語根」「接尾辞」など、語源について覚えておくことで、知らない英単語でも「見落とし」を回避することができます。
また、語源を知っておくと、英単語をスラスラ覚えられるようになり、ボキャブラリーの増加にも繋がるのでオススメです。
④聞き取り問題
こちらの聞き取り問題は、聞こえた通りに文章を入力する問題です。
左のスピーカーマークをクリックすると、再度音声が流れます。しかし、リプレイできる回数には制限があるので、気をつけてください。
リスニングにオススメの参考書
私が独学で英語を勉強していた際、リスニングにおいて特に効果的だったのが、笠原先生の高速メソッドです。
本メソッドは、従来のテキストに多い「日本語に翻訳して考える」という考え方ではなく、英語脳で理解するためのトレーニングです。
このメソッドを取り入れることで、「日本語に翻訳する」というステップを踏むことなく、聞いた内容を英語で理解できるようになります。また、この本には自然な表現も多いのもポイントです。
リスニングに効果的であるのは勿論、私は本に書かれている文章を徹底的に暗記し、実践で英単語だけ変えるなどして、ボキャブラリーや言い回しのレパートリーを増やしていきました。
私がやり込んだテキストは上記のものですが、日常英会話編も販売されているので載せておきます。
日常英会話編はこちら。
また、これに関してはリスニング能力だけではなく、ライティング能力も必要です。日頃からスペルミスや文法ミスを減らせるようにしておきましょう。
現在はスマホなどの「予測変換機能」が優れているため、ついついそれに頼ってしまい、いざ自分で書こうとした時にきちんとしたスペルを書けないという方も増えていると聞きます。
メールでは打てるのに、いざ手書きで書こうとしたら全然書けなかったなんて経験はありませんか?
そのため、普段から予測変換に頼らずに、できるだけ手動で書くことをクセづけておくことをオススメします。
また、スマホやパソコンで文章を書いた場合でも、Grammarlyなどの無料添削ツールを使って、スペルや文法をチェックし、自分のクセを把握しておきましょう。
ベストティーチャーなどの、英文添削サービスがあるオンライン英会話で、講師と定期的に英文添削を行うのもオススメです!
⑤リーディング問題
表示された文章をリーディングする問題です。
リーディング問題とは書いているものの、意味は分からなくても問題はないので、どちらかというと綺麗な発音でスラスラ話す力が必要になってきます。
攻略法としては、日頃からシャドーイングなどをして、英語をアウトプットすることに慣れておくことをオススメします。
⑥ライティング問題
しばらくは、①〜⑤の形式の問題が繰り返されますが、後半になると出題されるのが、こちらのライティング問題です。
この問いでは、左側にある質問に対して、指定された単語数で答えをタイピングします。
ライティング問題ではありますが、質問の意味が分からなければ回答のしようがないため、リーディング力も必要です。
単語数は回答欄の下に表示され、指定の単語数に達したら、右下の[次へ]が表示され、クリックして次の問いに進めるようになります。
⑦スピーキング問題
こちらのスピーキング問題では、表示された質問に対して、自分の意見を30秒以上話し続ける必要があります。
複数の短い質問にサーっと目を通して、準備ができたら右下の[録音開始]ボタンを押して、話し続けます。
相手なしで1人で話し続けるのは容易ではありません。そのため、日頃から英語でスピーチやプレゼンテーションの練習をするなどして、アウトプットの力を高めておく必要があります。
⑧インタビュー&ライティング(成績に反映なし)
最後に、ビデオインタビュー(動画で自己アピール)とライティングサンプルを録画します。こちらはスコアには反映されません。
ただし、スコアを受け取った教育機関には今後見られる可能性があるため、テストのスコアを教育機関に送信する予定がある場合は、本番のインタビューのつもりで臨みましょう。
上の画像のように、本番前に話すトピックを選ぶことができます。トピックを選択したら、動画の録画が開始されます。
本番テストの出題傾向
コンテンツの中身とテスト時間の尺は変化するものの、本番テストの出題形式は、ほとんど無料練習テストと同じです。
そのため、事前に無料練習テストを何回か試して、出題形式に慣れておくことをオススメします。
日常英会話の習得にオススメの勉強法
また、お気に入りの映画(できるだけ日常英会話に近い作品)のスクリーンプレイを利用した英語学習も、非常に効果的です。
スクリーンプレイとは、映画のセリフが書き起こされている本です。英語の横に日本語訳も書かれており、作品中に出てくるイディオムに関しての解説なども記載されています。
そのため、映画のシーンを頭の中でイメージしながら、英語を覚えることができます。
文字を見て暗記するだけでは、いざアウトプットしようとした時に、パッと出てこないことも多いです。英語を鮮明に長期記憶し、思い出せるようにするには、その英語を可視化(イメージ)することが非常に重要です。
このように頭の中でイメージを描くことで、目の前のシーンや状況がリンクした際に、パッと出てきやすくなります。
ちなみに私は、大好きな『プラダを着た悪魔』のスクリーンプレイを毎日持ち歩き、使えそうなフレーズを少しずつ覚えながら、使える英語を習得していきました。
また、スクリーンプレイはシャドーイングやディクテーションにも役立ちます。
※こちらはDuolingo English Testの対策本ではありません。あくまでも実用的な英語を習得するのにオススメの参考書です
現在自宅で受けれる英語テスト一覧
私が出願した時にはまだ実装されていなかったのですが、新型コロナウイルスの影響で、一部の英語テストが自宅受験可能になったので、リンクを貼っておきます。
▼TOEFL
- 「自宅受験TOEFL iBT® Home Edition」の詳細はこちら。
▼TOEIC
団体受験のみオンライン可。
- 「TOEIC® Listening & Reading Test」の詳細はこちら。
- 「TOEIC® Speaking & Writing Tests」の詳細はこちら。
- 「TOEIC Bridge® Listening & Reading Tests」の詳細はこちら。
- 「OEIC Bridge® Speaking & Writing Tests」の詳細はこちら。
▼CASEC(キャセック)
- 「英語コミュニケーション能力判定テスト CASEC」詳細はこちら。
IELTSでは去年コロナ対策の一環として行われていた自宅受験「IELTS Indicator」が廃止され、2021年7月現在、試験センターのみでの受験となっています。
※1:TOEFL iBT Special Home Editionのスコアリング基準やプロセス、スコアスケールは通常のTOEFL iBTテストと同じです(スコアも同等の扱いになります)。
※2:TOEFL iBT Special Home Editionテストで受験した場合は、スコアレポートのテストセンターの項目に「Special Home Edition」と表示されます。
最後に
今回は言語教育プラットフォーム「Duolingo(デュオリンゴ)」の英語テスト「Duolingo English Test」を紹介させていただきました。
価格も安く、自宅でいつでも受講ができて、48時間以内に結果が届くなんて、受験者にとっては有り難いシステムですよね。
海外の大学への進学を控えている方、その他にも英語の資格を増やしたい方、就職で英語力の証明が欲しい方、実用的な英語力の証明をしたい方、モチベーションの継続のためなど、様々な用途で役立ちそうなDuolingo English Test。
私が実際に英語力証明にDuolingoの英語テストを使用して、アメリカのオンライン大学 University of the People に出願した時の記事はこちら👇
現在では、TOEFLやIELTS、英検、TOEICほどはまだ情報が多く出回っていないDuolilngoの英語テストですが、まずは試しに無料練習テストから受けてみてはいかがでしょうか。
この記事が少しでもみなさんの英語学習や将来の夢のお役に立てれば幸いです。
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