英語資格をたった2日で取得できる試験とは?
こんにちは。9月から始まるアメリカのオンライン大学「University of the People(UoPeople)」のTerm 1に向け、最近は仕事や勉強がよりしやすい環境づくりに励んでいる、マルチリンガルライターのSayah (@sayah_media)です。
今回は、そのアメリカのオンライン大学「UoPeople」の出願時に、英語の証明(英語資格など)をするにあたって非常に役立った、自宅で受講可能で申し込みから約48時間以内で結果が手に入る、おすすめの英語資格試験についてご紹介します。
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英語力の証明になる英語資格試験
英語資格検定・試験は、国内でも学校や学部によっては大学入試・大学受験などで優遇対象となりますが、英語圏の大学に英語を母国語としていない学生が入学する際は、大抵の場合、英語力を証明できる書類(大学によって定められたグレードまたはスコア以上の英語資格・英語の試験結果など)を提出しなくてはいけません。
これらの書類は、学生が英語で書かれたシステムやドキュメント、英語で行われる授業などを、きちんと理解することができるかどうか、大学側が学生の英語力を判断するための材料となります。
または、学校によっては、英語資格がなくても、ESLコース(English as Secound Language=第二ヶ国語としての英語コース)を受講し、一定の成績を修めることで、英語力が認められ、入学できるというケースもあります。
UoPeopleの場合も同じで、英語資格証明書が提出できない学生は、「English Composition 1」と呼ばれる英語のコースを9週間受けなくてはなりません。
ちなみにUoPeopleで「英語力の証明」として受理されている、英語資格一覧(また、スコアやグレードなど)は下の表の通り。
英語力の証明資格一覧表(UoPeople)
UoPeopleの場合、英語が公用語として使用されている大学などに通っていた場合は、英語資格以外に、下記の書類で英語能力を証明することができます。
1:教育の言語が英語である機関の卒業証書/成績証明書
この場合、その機関の使用言語(英語)が文書に明確に記載されている必要があります。また、教育の言語が英語で行われていたことが英語で記載されている手紙が添付されていなければなりません。
2:英語が公用語の大学で、少なくとも30学期の単位を終了したことを示す筆記録
学部過程に必要なC以上の平均成績、または大学院プログラムに必要なB以上の平均成績を取得していることが条件。
<出典>:English Proficiency | University of the People
しかし、私がUoPeopleへの入学を決め、手続きを開始したのは、次のTermの締め切り前。今まで英語資格の取得よりも実践英語に重きを置いていたため、海外の大学進学においての英語資格三冠であるTOEFLやIELTSはおろか、英検2級より上の級も受けたことのない私。
日常ではむしろ日本語以上に英語を使っているというのに、英語力を証明する術(英語資格)がないジレンマ…。
今まで英語資格の勉強をすることなく、英語資格試験にまるで挑戦してこなかったことを悔やみました。
そんな英語資格なしの私に残された道は、下の2つ。
A:1 term分(9週間)だけEnglish Composition 1(英語コース)をとって、良い成績を修める
B:英語の試験を受けて英語資格を取得し、証明書を提出する
英語力を証明するには、このどちらかを選択しなければなりませんでした。
TOEFLとIELTSは、結果まで何日かかる?
次のTermから受講するためには、申請の締め切りまでに英語資格を持っている必要があったため、焦っていた私。
そこで様々な種類の英語資格検定試験の中から、中でも海外の大学に入学する際によく英語力の証明として用いられる英語資格「TOEFL」「IELTS」について、開催日程と試験実施日からテスト結果が出るまでどの程度かかるのかを調べてみました。
TOEFLとIELTS比較一覧表
IELTS | TOEFL | |
試験頻度 | ほぼ毎週実施 | 月2〜5回実施 |
申し込み期限 | 試験19日前の12:00まで | 7日前まで (電話・インターネット) |
空席がある場合: 2日前まで(ETSアカウント) 前営業日の17時まで(電話) |
||
テスト結果 | オフライン受験:13日後に郵送(同日13:00以降、マイページにてテスト結果を閲覧可能) | 約6日後に確認可能 (ETSアカウント)PDF版: 約8日後にダウンロード可能スコアレポート: 日本国内で受験した場合、4〜6週間で発送 |
オンライン受験:7日後に発送(5〜7日後にマイページにてテスト結果を閲覧可能) |
上の英語資格比較表の通り、IELTSにおいては、オンライン受験であれば最短5日ほどで結果が分かるものの、予約してから試験日まで最低で19日開くことになります。そのため、オンラインで受験した場合でも、申し込みから結果までで、最短で24日かかることが分かります。
TOEFLに関しては、空席さえあれば滑り込み受験ができ、オンライン上であれば、約6日後にスコアが判明することが分かりました。しかし、PDF化には試験から約8日かかるため、つまり、2日後の試験に滑り込めたとしても、申し込みから英語力証明書類提出用のPDF版がダウンロード可能になるまでには、最短で10日かかることになります。
そのため、「TOEFLであれば間に合うかもしれない!」と思ったものの、ギリギリ試験の申し込みが間に合ったところで、全くこれらの英語資格対策をしていない私には、「大きな賭け」のようなところがありました。
2日以内で結果が返却される英語の資格試験って?
そんな絶望に暮れていた矢先、なんと申し込みからたった2日で英語力の証明資格が取れる英語資格試験の存在を発見!
しかもこの英語資格試験が凄いところは、なんと「英語資格を取りたい」と申し込みを決めたその日に即日で、しかも自宅で受験ができるんです。
私も実際に、この英語試験のお陰で無事締め切りに間に合い、無事に英語のコースが不要であると認められ、無事英語のコースを受けることなく、次のTermからオリエンテーションコースを開始することができました。
そんな私が、自宅から一歩も出ずに、最速で英語力証明の資格を取得することができ、アメリカの大学に入学することができた、夢のような英語資格試験とは…?
即日で、自宅から受験可能なDuolingoの英語テスト
再度UoPeopleの「英語能力証明書リスト」を読んでいて気づいたのが、Duolingo English Testの存在。
「Duolingoって、あの語学学習アプリだよね?アプリで英語資格を取ることができるってこと?」と不思議に思いながら、サイトをチェックしてみると…。
出典:Duolingo English Test
なんと世界中で3億人以上のユーザー(2020年6月時点)が登録している言語教育アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」が、有料の英語資格テストを提供しているとのこと!
出典:Duolingoとは? | Duolingo English Test
Duolingoの英語資格テストについては、こちらでも詳しく解説しているので、ご覧ください。
こちらのDuolingo英語資格テスト、私が見た限りでは英語資格ランキングなどでも名前を見かけたことがなかったのですが、今回の新型コロナウイルスの影響を受けて、「オンラインで受けられる英語テスト」としての知名度が上がってきているように思えます(私が受験した時は、こちらの英語資格テストに関してのブログ記事などは数記事しか見当たりませんでした)。
実際に私がこちらの英語資格テストを受験したタイミングも、緊急事態宣言中だったので、実際には英語資格テストの結果の返却までに5日ほどかかりましたが(受験の申し込みページに、5日ほどかかると表示されていました)、「英語資格が欲しい」と申し込みを決めたらすぐにいつでもどこでも受験でき、英語資格を得ることができるのは非常にありがたかったです。
また、英語資格テストの返却が、「約5日後に」などの曖昧な表記ではなく、「5日以内」となっているのも非常に大きかったです。実際に、5日を過ぎることなく、きちんと5日以内に英語資格テストの結果が返却されてきたので、とても助かりました。
こちらの英語資格テストの内容自体は、ゲーム感覚で学べる「Duolingo」らしい穴埋めクイズのような問題やスピーキング、リスニングなど、様々なコンテンツが含まれていました。
そのため、他の英語資格試験とは異なり、リーディングやライティング重視ではなく、総合的に判断をされるという点と、アカデミックな英語というよりは、実用的な英語のスキルが発揮できる英語資格試験だと感じました。
これはDuolingoの公式サイトでも、
現実世界における言語能力を評価し、現実世界での活用能力を判断します。 試験対策として特定の方法を推奨することはありませんが、スピーキング、リーディング、ライティング、リスニングにおける総合的な習熟度を向上することをおすすめします。
出典:よくある質問 | Duolingo English Test
と記載されています。
私の場合、事前に英語の勉強を一切せずに受験し、対策と言えば無料のトライアルテストを2度受けた程度。従来の英語資格試験に比べると、英語資格難易度としてはそんなに高くないように感じましたが、他の英語資格試験に慣れている人だと、形式の違いに関して逆に難しく感じるかもしれません。
また、Duolingoの英語資格テストは、合格・不合格制ではなく、10〜160までのスコア制です。
他の英語資格テストとのスコア比較表
出典:Scores | Duolingo English Test
また、Duolingoの英語資格テストのWebページにもある英語能力比較表を使用すれば、Duolingo英語資格テストのスコアを、TOEFL iBTやIELTS Academic、CEFRなど、他の英語資格試験のスコアに換算することができます。そのため、それらの英語資格試験を受けたことがない人でも、自分の英語レベルの大体の目安を把握することが可能です。
大学や企業側にDuoingoの英語資格テストが認知されていない場合でも、これらの数値を参照し、伝えることによって、その英語力が認められることもあるかもしれないため、他に証明できる英語資格を取得をしていない場合は、担当者やスクールアドバイザーに相談してみると良いかも知れません。
ちなみに、こちらの英語資格テストは受験料が49ドルと安いので、私はこの英語資格テストのトライアルを2回受けてテストの内容を少し把握した上で、連続で2回挑戦し、スコアの良い方を大学に提出しました🐈
私がアメリカの大学に入学を決めた理由については、こちら。
最後に
英語資格を持つことは、自身の英語力自身の証明につながり、海外の大学進学だけではなく、就職などでも有利に働きます。
さらに、「TOEICは苦手だけど英検は向いていた」「スピーキングが得意だからIELTSが合っていた」など、得意な能力や、普段携わっているシーンなどによって、各英語資格試験との相性などもあるでしょう。
就職や転職、留学など、目的やその企業や学校の条件などによって、取得すべき英語資格は変わってきますが、このような英語資格試験を受けてみるという選択肢を持っておくことは、英語学習のモチベーションの継続にもつながります。
また、海外の大学に進学する際は、新たに始まる生活にワクワクする気持ちと共に、不安や心配な気持ちも伴うと思います。
しかし、この記事が少しでも多くの人の不安や心配な気持ちを解消し、みなさんがスムーズに手続きを終え、安心して新たな冒険に飛び込めるよう、心より願っています。