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UoPeopleに入学後、履修登録やキャンセルをする方法

オンライン学習用の机と文房具

UoPeople入学後の履修登録とキャンセル方法

こんにちは!マルチリンガルライターのSayah (@sayah_media)です。とうとうアメリカのオンライン大学UoPeople(University of the People)のTerm 1が、明日9月3日(木)から始まります。

これまでにオリエンテーションコースはUnit 1からUnit 3まで2回受講しましたが、いよいよ成績に影響する本格的なクラス(後々成績にも影響する、ファンデーションコースと呼ばれる入学後に受講必須のコース)が始まるということで、私Sayahもオンライン学習に向けて準備を進めています。

社会人大学生ということで、これからUoPeopleの学習を進める上で、一番の心配といえばやはり「仕事と両立できるか」ということ。また、家庭がある方にとっては、仕事だけではなく、家事や育児とも両立をしていかなければなりません。仕事と両立するべく、私が下した決断とは…?

↑UoPeopleについても言及されている書籍

UoPeopleのTerm(学期)について

学期制度と各Termの期間

UoPeopleは、Term 1からTerm 5までの5 Term(5学期)制で、各Termの期間は9週間です。

各Termで登録できるコース数

Termごとに登録できるコース数ですが、ファンデーションコースの生徒1 Termにつき最大2コースまで受講することができます。また、ファンデーションコースを終え、3.00以上の累積成績平均点(CGPA)を維持しているDegree Seeking Student(学位取得学生)は、1 Termにつき最大4つのコースに登録することができます。

また、フルタイムで学位取得を目指す学生は、Termごとに最大2〜4のコースに登録でき、パートタイムの学生(仕事や育児をしながら大学生活をする生徒など)は、Termごとに1つのコースに登録できます。 しかし、Termごとのコース登録数には制限があります。

各Termのコース登録制限

  • 累積成績平均点(CGPA)が3.00以上を維持しているDegree Seeking Studentは、Termごとに最大4つのコースに登録することができます。
  • アカデミック警告、アカデミック保護観察、および保護観察の継続および/または2.00未満のCGPAを持つDegree Seeking Studentは、Termごとに1つのコースにのみ登録することができます。

出典:Undergraduate Catalog | University of the People

私はBachelor’s degree(学士号)の取得を目的としているため、必要な単位は40単位になります。そのため、日本の大学と同じ4年間で卒業をするには、1 Termにつき2コースずつ受講しなければなりません。各Termで4コース受講しているフルタイムの生徒は、最短2年間で卒業できることになります。

それでは、1コースごとの学習時間はどの程度なのでしょうか?

1コースごとに必要な学習時間

ファンデーションコースでは、大学側から自動的に2つのコースが登録されます。また、どちらもUoPeopleの正式なUndergraduate student(学部生・大学生)になるために必須のコース(どちらも一定以上の成績を収める必要がある)です。

しかし、私のように普段仕事をしている社会人や、家庭を持っている方などは、1つのTermにつき2つのコースを受講するのは困難だという方も多いと思います。また、UoPeopleでは1つのコースにつき週15時間の学習時間の確保を推奨しており、2つのコースを受講する場合は、週30時間もの学習時間を確保する必要があります。

つまり、平日に3時間ずつ学習時間を確保できたとして、平日のみで合計15時間、土日に残りの15時間(1日平均7.5時間ずつ)を費やさなければなりません。また、平日に4時間の学習時間を確保できたとしても、平日のみで合計20時間、土日に残りの10時間(1日平均5時間)を確保する必要があることになります。

そのため、当初は1つのTermにつき2コースずつ受講し、最短での卒業を目指すつもりでいたのですが、アメリカの学校は課題がとても多いと聞くため、まずは様子を見るために、1コースから始めてみることにしました。

最初のTermでの履修登録

まず、前述した通り、ファンデーションコースは自動で大学側がコースを登録してくれるため、自分で履修登録を行う必要はありません。Term開始の約7週間前に「Course registration opens(履修登録開始)」の日が来るため、私も間違えて自分で履修登録をしてしまったのですが、その場合、登録したコースはキャンセルされ、下記の画像のようなメールが送られてきます。

しかし、このようなEメールが送られて来ても、きちんと数日後には大学側から自動で履修登録されるため、心配不要です。私の場合は、ちょうど2週間前の8月20日(木)に、UoPeopleから「2つの必須コースであるOnline Education Strategy(UNIV 1001)とその他の1つのコースがすでに登録済みである」ということが記載されているEメールが届きました。

また、こちらのメールには、「何らかの理由で、一度にこれらのコースのいずれかのみを受講したい場合、UoPeopleの最初のTermにOnline Education Strategy(UNIV 1001)を完了する必要があることに注意してください」とも記載されています。

最初のTermでコースを1つだけ受講する方法

それでは、ファンデーションコースで1つのコースだけを受講したい場合は、一体どのように手続きをすれば良いのでしょうか?本章では、2つのコースの内1つのコースをキャンセルし、最初のTerm(ファンデーションコース)で1つのコースだけを受講する方法について解説していきます。

①UoPeopleのSelf-Portalにログインする

②1番左上にある[MY COURSE]をクリックする

③上から2番目にある[Manage Courses]をクリックする

上の画像に記載してある通り、こちらから

  • 授業開始前のコースのキャンセル
  • 授業開始直後のコースの途中キャンセル(成績に影響なし)
  • 授業開始後のコースのキャンセル(成績にWと記載される)

などの操作を行うことができます。

④「BUS 1101」のStatusにある[Cancel]をクリックする

私の場合、「UNIV 1001(Online Education Strategies)」の他、大学側によって「BUS 1101(Principles of Business Management)」が自動で登録されていました。上記のEメールに記載の通り、「UNIV 1001(Online Education Strategies)」は必須科目であるため、ここでは「UNIV 1001(Online Education Strategies)」ではない方、つまり「BUS 1101(Principles of Business Management)」をキャンセルします。

⑤[Confirm]をクリックする

内容確認画面が表れるため、きちんと内容を確認した上で、正しければ[Confirm]をクリックしてください。

こちらの画面が表示されたら、成功です。また、コースのキャンセルに成功すると、下記のようなメールが送られて来ます。

このメールが届けば、コースのキャンセルの手続きが正常に完了したということになります。

エラーが表示される時の対処

また、私が「My Courses」をクリックした際、何度も画面に「Error:An error occurred while processing your request.」というエラーが表示されてしまったので、本章ではその際の対処方法について解説していきます。

上記のようなエラーが出てしまった際に、大学側で推奨されたのは下記の方法です。

  • ブラウザのキャッシュをクリアする
  • すべての「アドオン」を無効にする
  • Webブラウザをリセットする
  • いくつかの異なるブラウザー(Firefox、Chrome、Safari、Edgeなど)を試し、ポップアップ・広告ブロッカーがオフになっていること、およびサイトの機能を妨げている可能性のある無関係の拡張機能やプラグインがないことを確認する
  • インターネットの速度・接続が良好であるかどうか確認する。

上記の方法を試した後、再度メールアドレスとパスワードを使用して、再度セルフサービスポータルにログインします。メールアドレスとパスワードを入力する際に、コピーして貼り付けるのではなく、手動で入力してください。

私の場合は、普段使用しているChromeではなく、Safariでログインしてみたところ、エラー画面が表示されることなく無事にコースをキャンセルすることができました。

最後に

オンライン大学に入学するメリットは、やはり通学制と比べて時間の確保がしやすく、仕事やプライベートとの両立がしやすいということ。理想の自分へと近づき、理想の生活を手に入れるためにも、自分のスケジュールをきちんと把握した上で、タイムマネジメントを行っていきたいですね。

この記事が少しでも「何歳になっても勉強をがんばりたい」「仕事もプライベートも勉強も諦めたくない」というあなたのお役に立てたら幸いです。